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世界に轟け中華の声よ  作者: 鈴木颯手
東歴304年前半・大杏帝国皇帝雨露の転生
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第九話「弱肉強食って自然の心理だよね」

 海杏軍閥の長処志高正の一件で俺はこの国の事をもっと知らないといけないと感じた。今回は処志高正が謁見だけしたため何もなかったが最悪の場合殺されていたかもしれなかった。今後もなにもされないという保証はない。安全かそうでないかを見極めるためにもなりふり構ってなんていられない。


「そう言う訳だからこの国の事知っている限りで良いから教えてくれない?」

「それは……、構いませんけど」


 僕が頼ったのは美少女嫁の紅花ちゃん。皇帝の僕と結婚できるくらいだし良いところのお嬢様の可能性が高い。それならこの国についていろいろと知っている可能性が高い。知らなくても紅花ちゃんの実家の話でも良い。それだけでも十分だ。何せお嫁さんの実家だから味方になってくれる可能性が高いから。万が一は支援とかを頼めるかもしれない。


「私としては陛下にお教え出来る事は嬉しいのですが、清択様等に教わる方が良いと思いますが……」

「そんなことないよ。色んな人から聞いてそれを総合的に理解する事が大事だから。紅花ちゃんの話もとても重要なんだよ」

「そ、そうなんですか?……分かりました。流石に他家の内部までは知らないので表面の事を」


 そうして始まった美少女嫁紅花ちゃんの勉強会はとても有意義だった。何せこの国がどんな状況にあるのかを知ることが出来たのだから。

 まずはこの国の歴史から。大杏帝国の前には伯国という国があったけど帝都で反乱が発生、各国の大使館が襲撃されてそれにキレたブリテン連合、大日本皇国、アメリカ合衆国などの列強諸国が軍を起こし反乱を鎮圧。一方で未然に防げなかったとして伯国には襲撃を受けた国全てに賠償金を払う事になったと。ただ、その額が天文学的数字でこれを払うために重税をしたけど不満があふれ出てそれに乗っかる形で皇王帝、僕のお爺ちゃんがクーデターを起こしたらしい。

 この際に海杏軍閥に借りを作る事になったけど無事にクーデターは成功して別の王朝を建てて大杏帝国を名乗ったらしい。本来ならこの時に賠償金を踏み倒すはずだったけど大日本皇国だけは認めなくてその結果青建州の割譲と共に賠償金をなくした、と思ったけどこれを見た他の列強が同じように賠償金を払え、無理なら領土を寄越せと言ってきたらしい。ただ、何度も領土を上げることなんてできないから借金としてお金を払う事になったんだけど40年以上経った今でも借金が減っていないらしい。どのくらいかというと桁がまだ変わっていないと言えば分かってもらえると思う。

 結果、うちの国は貧乏になり一方で軍閥は借金を全て国に押し付けて悠々自適のくらしをしているらしい。お金を払っているのは皇帝を支持している軍閥だけだとか。






 ……あれ?借金減らない原因って軍閥だったりしない?


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