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世界に轟け中華の声よ  作者: 鈴木颯手
東歴304後半・赤い津波
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第三十話「杏共内戦~開始~」

「状況を教えてくれる?」

「はっ!まず、共産勢力と化した緑海州の緑海軍閥。姜成州の李軍閥、苑軍閥、汎軍閥。京南州と上海特別区の短韓軍閥。新疆自治領が我が派閥の領土に侵攻を開始しました。数は緑海軍閥が10万、姜成州の3軍閥が合計11万、短韓軍閥は直接領土を接していないためか主だった動きは見せていません。そして、新疆自治領が30万の軍勢です」

「合計は……51万!?大杏帝国よりも多いじゃないか!」

「ですがその大半が銃を持っておらず槍や農機具を持った農民の様な姿をしているとの事です。恐らく数で圧倒する様です」

「成程……。だけど武器の充足率はこちらも低かったよね?ロシア帝国がくれた銃は配備完了した?」

「はい、精鋭部隊を中心に配備しています。ですが、先の大日本皇国との紛争で野砲は大半が破壊され弾薬の備蓄も心許ないです」

「そうなると近接戦闘が行われるだろうからそちらの準備も必要かな?」

「最悪そうなるでしょう」


 槍を使った近接戦闘なんて、一体いつの時代の話なんだ?少なくともこの時代の正規軍が考えていい状況ではないよね。


「今度はそれなりに距離があるから簡単に帝都が危険になる事はないとは思うけど……、最悪の場合隣接する州が略奪に合うかもしれないから気を付けてね」

「はっ!」


 青姜さんとの協議しながら内容を決めて指示を出す。今の僕にはこれくらいしか出来ないけど紛争の時も感じたけど本当に僕は無力だな。


「清択さん」

「どうされましたか、陛下?」

「僕に出来る事って何かあるのかな……」

「勿論ですよとも。少なくともここにいる我らは陛下がこうして姿を見せて声をかけてくれるだけで日々の疲れが吹き飛ぶというものです」

「それじゃ僕は何もしてないじゃないか」

「そう見えるかもしれませんがこれは陛下にしか出来ない事ですぞ」


 清択さんの言葉に僕は今一度考えるのだった。


挿絵(By みてみん)

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