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世界に轟け中華の声よ  作者: 鈴木颯手
東歴304年前半・大杏帝国皇帝雨露の転生
14/38

第十四話「ドイツって大規模な戦争に勝てないんですね」

「少し話がずれてしまいましたが国外の話をしましょう。最近ようやく欧州大戦終結後のゴタゴタが片付いたので」

「分かった。お願い」


 欧州大戦。つまり第一次世界大戦の事かな?第一次世界大戦という名称はあくまで後世の人間の名称だからここでは主な戦場だった欧州、ヨーロッパの名前がとられているのか。清択さんの口ぶりからして欧州大戦は終了しておりごたごた、講和も完了していると。となると現在の世界の情勢もある程度は固定されているのかな。ドイツでアドルフ・ヒトラーが出てくるまで勢力図が変わる事はほとんどなかったはずだから。


「まず、欧州ですがドイツ帝国は崩壊し共和制に移行しました。ただ、植民地を除けば領土損失はありません。次に……」


 こうして清択さんの説明が始まったわけだけど結構史実とは違っている。先ずはドイツ帝国。植民地を全て失ったのは変わらないけど本土の領土は失っていなかった。そしてロシア帝国は共産主義者、ソヴィエト革命の失敗で存続している。その影響なのか独立を果たしたバルト三国と違ってポーランドは独立に失敗した。おそらくドイツ帝国の本土の領土が減らなかった理由の一つだろうね。

 イギリス、この世界ではブリテン連合は特に変わっていない。アイルランドが独立したくらいで。だけどフランスは大きく変わった。ロシアで革命が失敗した影響なのかドイツ帝国降伏後に共産革命が発生しフランス本土は共産勢力の国になった。そして共和国は植民地に亡命政権である神聖フランス共和国を建国し対抗している。そしてオスマン帝国は神聖フランス共和国が手に入れたシリア領を奪い返したとの事。しかし、ギリシアによってイスタンブール以西のバルカン半島の領土とアナトリア半島の一部領土を喪失しているらしい。


「現在これらの情報を元にした世界地図を作成中です。完成すればもっと詳しく詳細を話すことが出来ると思います」

「うん、楽しみにしているね」

「はっ!」


 取り敢えずヨーロッパ方面に関しては理解できた。主な戦場となったヨーロッパが大きく変動しているけどアジアや南北アメリカ大陸がどうなっているのかは分からないな。というかうちの立ち位置がどんな感じなのかも分かってないし。

 ……立ち位置以前にきちんと国家として見られているのかさえ危ないからな~。


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― 新着の感想 ―
[一言] カイザーライヒのような世界観ですね
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