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プロローグ

 日本で大飯喰らいグータラ人間の小柄な童顔少年、東吹雪は交通事故によって死んだ。

 彼はそのグータラに反して天才で手先が器用だった。武術を習い、師範を超え、その師範の師匠すら超えた。料理は自分と家族の分を食べる為に覚えた。因みに味はスーパーの安い肉が高級料理に成り代わるぐらいだ。

 彼はお金を稼ぐ為、株もやった。因みに所持金は百億以上である。

 学校では授業を居眠りをしているが、何故か優秀だが、テストは適度に穴あけをし、面倒くさい立ち位置を回避する。

 運動ももちろん完璧で、むしろ、手加減をしないと全てにおいて一位になってしまう。


 そんな、天才男の娘な彼は現在、異世界に転生している。




 ここは、女だらけの村という特徴と最強にして最恐の一族が納めている村である。よって、盗賊も魔物も寄り付かない。

 男は子供しかおらず、居てもこの村では女の方がどの意味でも強い。

 この村は異質なので主にここの領主であるエニグマ家が恐ろしい程優秀で強い。


 そして、この村には珍しく、二人の男が生まれた。片方は男らしく、片方はどこか女らしい。

 そう、女らしい方は前世で吹雪と呼ばれた彼である。彼の親は既に父親は死んでいて、母親は体が弱く彼を産んで直ぐに死んだ。

 偶然にも彼の両親は領主と友人関係だった。だから、屋敷の近くに家を建てていて、彼はエニグマ家にはお世話になってきた。

 彼は現在、度々近くの街で屋台をし、金を稼いだ。問題はちょっと人気店になってしまったこと。やめる時一悶着ありそうだと思う彼。

 因みに今は四歳である。この世界は十才で教会に行き、神様から職業を貰うという感じだが、この村では五歳から職業を授かる。

 とりあえず、今同年代の子供達が全員ではないがエニグマ家で魔法や武術を習いに来ている。




 彼は全員の修行を眺めていた。さぼってると言えるが、他にも理由がある。それは、彼が授かった職業が料理人と盗賊だからだ。それに引き換え、今目の前で修行しているのは勇者、剣聖、賢者、聖女、聖騎士、闇騎士などの英雄職業だからだ。


 まあ、修行がいらないぐらい強いだけだが………

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