4.自由落下について
「おい。自由落下の加速度って分かるか? 9.8なんだぜ?」
こんなウザイ言葉を掛けられたことがないでしょうか?
ボクは何度もあります。その度に正しいのか予想したくなるほど、怪しい数字になると妄想したものです。
世界は戦争で、あるいは娯楽でスカイダイビングをしてきた歴史があります。
その度に思うのです。本当に自由落下の考えって正しいものであるのかとね。
その答えがやっとわかりました。
存在Xによって導き出すヒントをつかむことができたのです。
前回説明したと思いますが、重力とは何かをご存じかと思います。
地表に人が吸いつけられるのは、地表から減衰した存在Xの波動性が掛かるという説明をしたかと思います。
その説明を聞いて、頭のいい人はピンと来たかと思います。
もしこれが空中で作用するのだとしたら、どういったことになるのでしょうかとね?
答えは簡単です。人間を上空五万メートルに打ち上げて考えてみましょう。
人間には重力加速度が掛かると考えられてきました。それが9.8になるエネルギーだと云われています。詳しくは分かりませんが、測定した結果だと云われています。
では、地表から五万メートル上空ではそれが成り立つかと言われると、作者は成り立たないと答えるでしょう。
それを説明していきたいと思います。
まず、地表からの空間力Xを考えてみましょう。
物体は存在Xによってあらゆる方向性に力が掛かっている。
その定義を思い出して考えてみてください。
地球の真下からのエネルギーは地表と変わらないかと思います。しかし、下には斜めというエネルギーも存在するのです。
五万メートル浮き上がると、斜めの角度に質量の余裕が生まれてきます。
地表にいるよりも、斜めの角度からのエネルギーは強くなることが予想できるからです。
そのベクトル合成力は、地表に近づくにつれて強くなっていくことが予測できることでしょう。
難しいですよね? 簡単に説明したいと思います。
もっと上空にある五十万メートルであるならばどうでしょう?
おそらく、宇宙空間に近づいているため、無重力に近づいた作用になっているかと思います。
その場合の空間Xを考えればいいのです。
なぜこの場合には9.8なる加速度が掛からないのでしょうか?
答えは、斜め下の存在Xからの作用が地表に影響しなくなってくるからです。
その影響具合が多くなることによって、地球に吸い寄せられるように落ちるという現象が薄くなるからです。
つまり、高さの各ポイントによって、加速度が不変になる。と、予測できるのではないでしょうか?
そう解釈すると、作者が感じた積年の恨みも晴れるというものです。
幾度となく空を見上げ、本当に地球の自由落下加速度は9.8で合っているのか。違うと言い続けて馬鹿にされた記憶が新しいです。
では、魔法世界や異世界ではどう解釈していくのでしょうか?
自由落下は9.8と解釈していけばいいのでしょうか?
それは、今はタブーである方がよろしいかと思います。
作者の見解では、その世界の大きさによって、自由落下速度が変わってくるからです。
そして、現実においても分からない値である可能性があることから、取り上げるのは控えて方がいいかと思います。