1.始めは光
これはあくまでも推論です。また、学術的に発表した物でもありません。
完全に私のオリジナルになると思います。なので、規定に違反することはないと思っています。
異世界小説では魔法がありますよね?
魔法とは凄いものです。魔法があるからこそ、異世界が楽しくなるのです。
魔法は不思議な力。これが皆様の不文律であり、魔法は科学に近い何かである不思議な力と解説する方々もいらっしゃるでしょう。
つまり、抽象的なものであり、具体的に説明することがタブーになる事柄に近い内容と思います。
さて、話は変わりますが、皆様は光の性質をご存じでしょうか?
私は知りません。ですが、噂程度には聞いたことがあります。
光とはとても速いものです。その速度は約3×10の8乗メートル毎秒であると云われています。
しかも初速度から定速であり、質量が0になる。未知の存在であり、私たちの生活に輝きをもたらしてくれる自然の恵み。そう云われています。
この常識に対し、作者はこの全てを否定したいと思います。
結論。
光はとても遅い存在である。
光には質量が存在し、人類が認識した全ての物質の中でもトップレベルに小さい物である。
そう定義します。
じゃあなんでこんなことを云うの? と思った方にご説明したいと思います。
皆様、宇宙はご存じでしょうか?
知らないという方はいらっしゃらないと思います。
宇宙は壮大で、無限に広がる空間です。その果ては誰も知ることがなく、永遠に巡っている世界になります。
その宇宙の動きこそが光に影響をもたらしていると作者は考えています。
皆様に問います。
ロケットで空に上がり、飛行士として宇宙に出た場合、あなたは宇宙で停止することができるのでしょうか?
応えはできない。そう解釈できると思います。
地球が回っている。
その地球の周りに浮かんでいるためだと考えるでしょう。
そのため、地球の影響を受けなければ停止できると考えている人もいるかと思います。
でも作者は違う見解を持っています。
太陽は宇宙で停止している存在でしょうか?
違いますよね? 太陽もまた別の太陽の星であり、その周りを巡っているものでしかありません。
そして、その太陽の太陽もまた同じように回っています。
さらに、太陽の太陽の太陽もまた、回っています。
ずっと太陽は太陽を回り続ける太陽になっていきます。その行きつく先は、ブラックホールと呼ばれるものになっていくと予測できます。
つまり、星が回るということは、その星に影響する空間が一定の速度で巡っていることを意味します。
地球の外も同じだと考えられます。
地球は銀河に属し、大銀河の一部である。またその大銀河も、更なる大きな銀河の巡りに影響を受けている存在になります。
そう考えると、行きつく先はどうなるか。皆様は考えたことがあるでしょうか?
作者はこう考えます。
約3×10の8乗メートル毎秒で宇宙空間を巡っているとしたらどうだろうかと。
そして、その空間の方向性はあらゆる方向に回転していると解釈できると思います。
では、話を戻して、否定した定義についてもう少し説明していきます。
夜に懐中電灯を付けると、光は光の速さで飛んでいくと思いますよね?
それ、本当に正しいのでしょうか?
作者はこう考えます。
懐中電灯を照らした瞬間に、懐中電灯を操る人が光から遠ざかってしまったのだとね。
その速度が約3×10の8乗メートル毎秒であったために、光は速いものであったと錯覚した。
そう解釈します。
分かりずらいって? そうですよね。簡単に言ってしまうと、光というボールを走っている車から手放したときの触れ動きと同じ理屈になると思います。
車の速さでボールが動いて行くように錯覚できることでしょう。
それと同じではないでしょうか?
ではなぜこれが成り立つのでしょうか? 応えは簡単です。
光は圧倒的に軽い物質であるからです。
小さく軽すぎるために、宇宙空間の波動性に影響を受けなかったという予測が成り立つため、そう解釈できるのです。
そして、空間はあらゆる方向に約3×10の8乗メートル毎秒の流れがあると解釈すると、光が発生したベクトルの方向に、その速さで離れていくという考え方が成り立つことになります。そのため、光を照らした方向に光の速さで進んで行くという錯覚が生まれたのだと予測できます。
光は実質初速度があり、加速度も少なからずある存在であって、錯覚によって分からなくなったという解釈が生まれてくることでしょう。
そして、その移動距離は限りなく短いものであり、エネルギー量に比例して消えていくものであると予測できます。
そう考えると、作者が最初に定義した光の特性をもう一度述べたいと思います。
光はとても遅いものである。
光の質量は0に近い存在である。
この二点は証明できたと思います。
世界は流動するものであり、その流動に流されている我々の錯覚であったという考えによって、既存の考え方と違う見方ができるかと思います。
そして、この光の特性から作者は、空間の波動性Xという存在を定義します。
存在Xは、以下のような特性があると考えられます。
あらゆる方向性に存在Xは約3×10の8乗メートル毎秒の力を与えている。
存在Xは右回転の反時計回りに動いている。
物質の重さに反比例して、その物質は存在Xに影響を及ぼさなくなる。
こんな感じでしょうか?
さて、話を最初に戻しますが、もしもなろう小説の世界にも光の現象が影響を与えるのだとしたら、私たちはどう対処していくのでしょうか?
光とは速い物であり、光の速さで動けば何かが変わる。そして、光は熱を生み、エネルギーを生むものである。そう解釈していくのは本当に正しいことなのでしょうか?
もしも作者の考えが正しいのであるならば、世界はどう変わっていくのでしょうか。
光の速さとはロボットに通じるもの。光の速さとは、VRMMORPGに関わるもの。
そう言った内容を踏まえるのかは分かりませんが、おそらくそう言った内容を少しずつ語りながら、作者は次へ次へと移っていきたいと思います。
というか光ではなく、光に作用する空間の影響という解釈になるかと思います。
では次回にご期待ください。さようなら。
もしも参考になるようでしたら、自由にご利用ください。
でも、科学者さんが正しいとか言われたら少し戸惑ってしまいます。
なので、作者が最初に見つけたんだよ。という流れも含め、小説にした次第です。
まあ、正しいかなんて分からないので、遊び半分に付き合ってください。
よろしくお願いします。