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タイトル未定2024/12/08 22:57

異世界への移動、どっかの小説のような展開に驚く、真っ当な人々および他生命体。霊的存在?たちによれば、それは大規模交換らしく…

前回のあらすじのようなもの

 モラル崩壊、長時間労働などなど、無恥。無知、傲慢な輩に不当に虐げられた人々のみならず人類の無茶ぶりの犠牲になった他の地球上の生命体たちはひそかに“逃げたい”と願い始めた。その祈りが通じたのか「あっちに行きます~」という声が…


『あの~、あっちに行きますう?』

 突然のどこからの神?の声に??の人々。いくら切実に願っていたとはいえ、急なお言葉に

「あ、あれ聞こえたか?」

「あっちってどこだよ」

「ほ、ホントに行けるのか」

と、半信半疑。当然動植物そのほかも???であった。人類以外の生命体同士では

“〇?△?”

“××…!〇!!!”

などと化学物質だの超音波などで疑問符つきまくり、しかし淡い期待を忍ばせた会話があちこちで繰り広げられていた。

その疑問に答えるからのように第二波、ならぬ第二声が

『あ~お疑いですけどお、パラレルワールドというか、も一つのアンスってとこでえ、人員というか生命体交換を持ち掛けられたんですよお、こっちの神というか、そういう存在の私に、幸運にも』

神様なのに、幸運にもなどといっていいのか、だいたい幸運じゃない神なんているのかい、いやそもそもアンタ何なの、〇ハウェ、とかイ〇スとか、シバ〇とか、じゃないのというざわめきを聞きつけたのか第三のおつげは

『まあ、そのう、抽象的存在というかあ、神的な何かと思っていただければ。最近、不遜な輩、例えば、ドランプとかネタナントカとかあ、あとニホン国では大物はともかくNN国党のダチバナとかメイジの党のヨジムラとか、ザイトウ知事とかわらわら湧いているせいで、めっきり力も弱ってるんですう。やはり誠実、明瞭、澄んだ心の人々が多いと神力も増すんですけど、そういうヒトが減りまして、ホント困ってまして』

そう、無知、無恥、傲慢の輩の増加は神にまで影響を与えていたのである。ま、匿名で誹謗中傷、弱い立場の人に言いがかり、年齢関わらずイジメの増加、自衛にかこつけて弱者に爆弾落としまくるなど、非道の限り、シャチやコモドドラゴンですら忌避しそうな人間モドキが増殖した結果、すっかり神の威光は地に堕ちた…らしい。

「そ、それでは、ついに世界は悪魔の手におちたのか」

嘆くわりとマトモな聖職者たち。神域の木々を伐採するとか、権力に媚びて虐殺を正当化するなどの行いに抗議をしてきた彼らは心から現状を憂いたが、

『あのな、俺ら悪魔だってあの人間モドキのやりようには匙投げてんだああ。信仰どころか、良心のかけらも最初からないんじゃないかという奴らだ。あんな人間モドキの魂、地獄のクソだまりよりヒドイ汚物なんぞ要らない。いや、あんな廃棄物が増えたら、地獄が汚染されるわ』

という悪魔たち?の叫びが木霊した。

この悲惨な現状、悪魔が大喜びか~と思いきや、悪魔ですら品性下劣などという言葉が生易しいほどの人間モドキの下衆で愚劣な魂が増殖したことに嘆いていたのだ。。なにしろ気高さがあってこそ闇の深さが~ということで、崇高な魂を地に落とすどころか、最初から醜い性根の奴らがウジャウジャいるのは大迷惑、魂の価値がどんどんさがり、悪鬼でさえ眉をしかめる汚さのゴミ魂が地獄に山積みになった模様。。

『高潔な魂とは言わん、せめて真っ当なニンゲンの魂がほしいんだ。あんな自称普通のニホン国人とか言う汚物なんぞじゃなくて』

神どこから悪魔も含む霊的存在までの嘆きが、大宇宙の超越存在にでも届いたのか

『えー、ですからあ、悪の霊的存在さんまで、嘆いているとき、隣のパラレルワールドから、さきほどの有り難い、お申し出があったんですよお。あっちはあっちで、こっちのドランプ連中とか、ナンタラアノンとか、ネトキョクウとか、政党モドキとかあ、ハラスメント芸人とかあ、御用知識人とかも含め処理したいんだそうですう。なんでも、トンデモな奴らを裁いて拘束し、更生を試みたものの不可能。頭をいじくって奴隷にしようか、いや原発処理、地雷の処理ほか廃棄物処理に従事させるか、それともいっそのこと…いや、それは人権問題がとか揉めに揉めれているそうで』

『で、そういう奴らをこっちの真っ当なニンゲンと交換だそうだ。ついでに人類外生命体や俺ら上から下までの霊的存在も。それぐらいどーしようもないのが増えてんだな。で、どうするんだ、俺ら悪魔族は行くぜ、新世界地獄に』

新世界でも悪魔は地獄なのか、それって行く価値あるの?などという疑問はさておき、霊的存在達は大乗り気らしい。

そして

”〇〇〇!“

“☆彡、☆~!”

と人類以外生命体も、樹齢数千年のナンタラ杉でさえ、本体は無理かも、でも接ぎ木というか、クローンを送り込むかなどと検討する始末。

そして、もちろん

「ど、どうしよう。異世界、ほ、ほんとに」

「ふ、不安だ。で、でもここよりマシ」

という真っ当なニンゲンたちも大いに心を動かされていた。

 だが

「あ、あのドランプ大統領とか、“アメリカから大量に人がいなくなったらどうするんだ!”とか言って、阻止しないだろうか」

「あのほとんど一般人しかいない隣の地区にしつこく爆弾おとすような〇チガイじみたネタナントカ首相たちが異世界に攻撃をしないだろうか」

「ストーカーモラハラ男さながらの追及をねちっこくするザイトウ知事とか追及委員会の仕事を真面目にやっている人の家で騒ぐダチバナみたいなやつらが異世界まで追いかけてきたら」

などと、いう心配の声もあがった。彼らの粘着というか執着というか、異を唱える、逆らう、意見する人々の精神をブルドーザー並みに押しつぶし、財産、生命、社会的地位を脅かしまくって我欲を通そうとするやり方にさんざ翻弄され、傷つけられた人々は怯えた。

その声に

『大丈夫ですよお』

『そうだ、策はあるのだよ、ヒ、ヒ、ヒ』

と、上と下の霊的存在の声が答えた。



ま、ヒドイ環境から逃げられるといっても、なかなか信じられず、とどまってしまうこともあるようですねえ。しかし、よく考え、一歩踏み出すことも必要~ではないかと

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