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厨二病の唄

厨二病の唄 (不可逆性)

作者: サメ吉次郎

君にとって不可逆性は


 呪いか導きか


君の

理性と心情の狭間で引き裂かれる苦しみ

過ちを正せない焦燥

失った事の絶望

その押し寄せる強大な不可逆性が

一方で忘却と癒しに

君を押し流す時

それを受け入れる事は


 呪いか導きか


君が一面を見る時それはその一面を崩さない

君がその形を疑う時

君がその形を知りたい時

それは形を変えて語りかける

君もその一面であるだろう


不可逆性の体現者である君の姿を

君はその目で見る事叶わず

君は自身の影と他者の目からの情報を

よくよく見極めねばならない


そのために

不可逆であり続けなければならない

そのために

呪いか導きか

問い続けなければならない










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