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アークファイト  作者: ガンメン
3/4

昨日の敵は…

金曜の夜俺は自宅のマンションの部屋でVRベッドギアを装着していた

時間は午後8時

イベント開始が迫っている為作戦会議と素材集めの為に集まる事になっている

アークファイトは戦闘サーバーと生活サーバーが切り替わる事でPKなどをさせない仕様にしている為初心者も遊びやすいゲームになっている

つまり、生活サーバーは素材を集めたり物を売り買いしたりする場所だ

あるプレイヤーは家を建てたりなどかなり自由度が高い

俺は生産の方はあまり触っていないものの先発開始組としてはそこら辺も進めておきたい

ログインを済ませ目を開けると、中世の外国の様な街並みが広がる生活サーバーの開始地点に立っていた

人気だけあり街はかなり活気がある

NPC達も店を開き中にはプレイヤーの店も散見される

とりあえず目的地までぶらぶらと散策していると後ろから肩を叩かれた

振り返るとオックスが立っていた

「いやぁオーガさん!!

まさか生活サバで会うとは思いませんでした」

体格の割に腰が低く好感が持てる

装備はあまり変わっていないが何せでかいから目立つ

「敬語じゃなくてかまわねぇよ

オックスも次のイベントに向けて準備か?」

俺の問い掛けにオックスは、困った様にうなずいて頭を掻いた

「そうなんだがなぁ

腕のいい鍛治師をギルドに聞きに行ったんだが、今はイベント前でみんな出払ってるみたいでな」

アークファイトでは鍛治や生産は割と現実的な部分が多く、本腰を入れながら楽しむ人が多い印象がある

ある程度短略化されているが、やはり腕がいいプレイヤーは自身のノウハウを持つ現実でもその職についている人が多い

「あー鍛治師なら紹介出来るが一緒に来るか?」

俺の申し出にオックスの顔は晴れやかになった

自身を倒した武器を作った者に会えるのが嬉しい様だ

オックスと二人で畦道を歩く

アークファイトでは街も成長する、と公式が発表している為この辺りもいずれは街になるかも知れない

そして、畦道から脇道に入ると目的地である政親の工房にたどり着くわけである

「おい!マサチカ着いたぞ!」

工房は小さな一軒家の様な作りでリーリス直後からマサチカが貯めた金や技術で作った物だ

手伝わされたがいい装備のためだからな

すると中から作業着姿のマサチカが顔を出す

オックスを見つけ首を傾げるがとりあえず中に入るよう促された為中に入る

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