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31歳からのハローワーク  作者: アイチー丸
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~31歳から始まる戦闘~

ユージの手に持たれていたカマが闇のオーラを発していた。

ユージは自分が持っているものが何かを理解していなかったが、アーティファクト達がおびえている様子から察し強大な武器ということを理解した。

『アーティファクトは6体か...』

心の中では疑問よりも怒りが圧倒的に支配しており目の前の敵を殲滅することしか頭になかった。

「ひるむな!!行けぇぇ!!!」

余裕のなくなったテシガワラが無理やりアーティファクトに命じた。

おびえながらもスパルトイサージェント3匹が飛び掛かってきた。

「遅え」と一言言った後にたった一振りで3匹を切り裂いた。

3匹は半分になった後に浄化され灰となり消えた。

「なるほどなこのアクノロギア?でアーティファクトは殺せるのか」

「いい気になるなよ、所詮あいつらは2コスこっからが本当の地獄だ!!行けっ【エルダースパルトイソルジャー】!」

ジリジリと近づいてきた【エルダースパルトイソルジャー】達の手には剣が持たれていた。

2メートルまで近づいてきたくらいでいきなり振りかぶってきたが先ほど倒した【スパルトイサージェント】が身を挺してユージをかばった。

ユージのアクノロギア【深淵への誘い】には能力があった。それは、自分が倒したアーティファクトを自分の眷属にすることができるという能力が。

もたついている【エルダースパルトイソルジャー】達を【スパルトイサージェント】ごと真っ二つにするユージ。

「次はなにがくるんだ」

先ほどとは打って変わって優位に立ったユージがテシガワラに挑発気味に聞いた。

すると、以外にも高笑いをした後に

「ふっ君の能力を知れただけでもう大収穫だ。最後のは手ごわいから気を付けるといい」と言い放ち最後のアーティファクト【デュラハン】を呼び出した。

「君を確実に殺すために【デュラハン】を強化しておくことにするよ」

するとテシガワラは呪文を唱え始めた。

「ア ア ナ カ ィ ン ア ゾ ゥ ド コ ロ - ヨ」

その瞬間デュラハンは左右反転をし2倍に大きくなった。

「君を始末してからじっくりとアクノロギアを解明させてもらうよ」

テシガワラは棺桶の上にふてぶてしく座り【デュラハン】にやれ、と促した。

殴り掛かってきたデュラハンに対しユージは残り1匹になった【スパルトイサージェント】を出したが一瞬で叩き潰されてしまった。

「ちっ雑魚じゃあ無理か...」

ユージは2匹の【エルダースパルトイソルジャー】を出し

「お前らはテシガワラをやれ!!」と命じた。

2匹はデュラハンを迂回しながらテシガワラの元へ走っていった。

「この程度俺でも勝てるんだよ」とテシガワラ自身のアクノロギアである【鋭利の一撃】でエルダースパルトイソルジャーを切り裂いた。しかし、もう一体の【エルダースパルトイソルジャー】はテシガワラのアクノロギアを剣で切った。

ユージと眷属は頭の中でつながっているので先ほどの命令はフェイクだった。

「なっ!?」

いきなりのことにテシガワラは対処ができなくなっていた。

そして、命令で動いていたデュラハンの動きが止まった。

テシガワラは徐々に灰になっていった。

「ふっ。俺がお前ごときに負けるなんてな。だが、お前はショキア様、いや我々【ニカラ】に消されることになるだろう」

「【ニカラ】?なんだそれは?」

ユージは尋ねた。

「世界に終焉を創りし者だ。覚えておくがいいイワサ・ユージ...」

と言い残しテシガワラは完全に灰になってしまった。

「さてと、どうする?まだやるかい?」と【デュラハン】に問いかけた。

【デュラハン】は何も答えないので取りあえず真っ二つにして眷属にした。




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