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31歳からのハローワーク  作者: アイチー丸
1/7

~31歳から始まる人生の逆転劇~

評価していただきたい

「働け!!」「親不孝者!!」

イワサ・ユージの1日は母親の怒号から始まる。

31歳ユージにとって労働ほど嫌いなものはない。

なぜかというと、近年の劇的に進む近代化によってロボットが作業をすべて賄うことができてしまい、昨今の失業率が大幅に上がってしまったのだ。その被害者の一人がそう、イワサ・ユージなのである。

「うるせえな!!どうせ、どこも雇ってくれねえよ」

ユージは元々サイバーブレインという会社で歯磨き粉を詰める作業をしていたが機械によって仕事を奪われてしまったショックを今でも引きずっており就活へのコンプレックスを抱えてしまっていた。

「何か求人があるかもしれないから見てきなさい」と、母親からハローワークへの地図を渡されユージは渋々向かうことにした。

「ここか、なんかしけてんな」

文句を言いつつ建物の中に入った。整理券をとり暇なのでニュースを見ていると

≪怪死事件 遺体消える?≫というニュースを目にした。

興味を持った途端「イワサさーん」とコールが鳴った。

受付についた途端相談員のロボットに

「なぜ前の職場を辞めたのか?」と聞かれカッとなったユージはロボットに殴り掛かり

「お前らロボットのせいだろ!」と怒鳴りつけ建物を出て行ってしまった。

腹を立てたユージはなんか大声を出したかったので裏路地に入り大声を出そうとした瞬間、女性の悲鳴が聞こえた。

「なんだ?」と思いこっそり覗き込んだ時、女性が巨体の男に頭を掴まれていた。

ユージは助けようとはしなかった。いや、出来なかった。ただ傍観することしかできなかったのだ。

その瞬間、女性はまるでスパルトイサージェントのようななにかに変貌してしまった。

ユージは恐怖のあまり失神してしまっていて、目を覚ましたころには病院のベッドの上だった。





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