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第5話 旅立ち

時間の合間合間を取って

ようやくここまで書けました。




長の事が町に広まった

翌日、町で最も高い高台で婚礼の儀は滞りなく行われた


「ラテスタ=ビアンコ、汝、何時いかなるときも妻を愛し守ることを誓うか?」


「誓おう」


「オルディア、汝、オルディア=ビアンコとなりて何時いかなるときも夫を愛し支えて行くことを誓うか?」


「誓います」


「ここに二人の愛は誓われた、この愛は何者にも分かつことは出来ない未来永劫のものとする!!」


ウオォォォォォォォ~~~~~~


ラテス、オルディアの婚礼の儀が終わり二人は周りから盛大に祝われ夜まで行われた。





☆☆☆




その夜


祝いが終わりみなが寝静まったころ

町の光の当たらないところを一人で歩いていた。

身支度を終えて、町の門まで。



「フゥ~。」


この町は1年を通して春のように暖かく、穏やかな環境である。

そんな町も夜はさすがに寒い、人っ子一人無く(馬だが)静かなせいかよりいっそう寒く感じる。


「この町ともこれでお別れか。」


思えばこの世界に来てもう3年、いろいろなことがあった。

楽しい事もあれば、悲しいこともあった。

どうしようもなく、くだらなくともその時その場が暖かと思えた。



今から自分は、その思いでいっぱいの町を、出て行く。

そんな思いにふけていると


「どこへ行く気だ。」


横から声がして、振り向くとそこには


「ラテス」


見知った幼馴染がいた


「………。」


「………。」


しばらく沈黙が続くと


「どこへ行くと聞いているんだが、それにさえ答えぬとは馬鹿か貴様は。」


そんな、いつもと同じ言葉が、けれど言葉のどこかがさびしげな声に聞こえた。


「………。」


俺はそれに答えずラテスは


「………長から聞いた。貴様、町の護衛をやめたらしいな。」


町の護衛とは町の守護、警察のようなものだ

この世界には魔法があり暴力沙汰になると魔法でとめなければならない。

しかも風馬は高位の魔獣であり実力も一線を画し魔獣は力が全てである。

この職に就くのは実力を認められた者。

ゆえに町の護衛とは名誉な職業尚である。


「本当に行くのか。」


ラテスは黙ったまま何も言わない


「長からは許可をとってる。問題は無い。」


「………。」


しかし、俺にはそれだけの力がない。

それどころか良くて平均くらいだ、だから。


「だから俺はこの町を出て行く。

 それに、世界を見て回りたいと思ってたしな。」


この町は高位の魔獣、風馬の町それに誇りを持つものが多く外に狩りに出ても外の世界に関心を持たない。

生まれてから世界を見て回ると言っていた俺は周りからすればただの愚か者だ。


「ラテス、お前と話してたら空が明るくなり始めたな。」


「それがどうした。」


「いや、長くお前の話聞いてたんだなー。と思ってな。」


「………。」


「悪いラテス。」


俺は


「ッ!」


一瞬で


「じゃあな。」


ラテスの後ろに回り


「アレオスッ!」


そしてラテスが後ろを向いたとき。


アレオスは、あるか遠くにいた。

一瞬では行く事の出来ない距離を。

ラテスでは追いつけない速度で走っていた。





☆☆☆




その場に残されたラテスは昔を思いだしていた。


「そういえばお前は、この村で一番足が速かったなアレオスすっかり忘れてたよ。」


日が昇るほうへ走って行く友の背を見てつぶやく。


「また会おう、友よ。」


次話が何時になるかわかりません。

楽しみながら書こうと思います。

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