第3話 ちょっとした出来事
更新がしばらく出来ないと思います。
たぶん
ラテスとオルディアは許婚同士である。
この町では生まれて3年たつと能力の高低で役割が決められる。
その中で特別な力を持っていたり天馬のような特別な者同士を結ばせる事がある。
政略結婚のようなものだ
オルディアは、天馬であるラテスと婚約の話があるほどの特別な力を持っている。
ちなみにこの村では5歳で大人とされ結婚も認められる。
☆☆☆
「婚約の儀はまだ先のはずでは?」
「婚約の儀を早めると言う話だ。」
「そうなのですか?それはいつですか?」
「明日だ」
「はっ?」
「はいっ?」
突然の事で俺とオルディアは驚いた声を出した。
「どうした、驚いたような顔をして。」
「「驚いたんだよ(ですよ)」」
俺ら種族の年齢で言うなら3歳は人間で言う高校生ぐらいだ。
そんなに早く結婚するなんてうらやまっ、もといよくないことだ。
そんな計画性の無いことして、将来の事ちゃんと考えてんのかこいつは。
「いやだって、5歳になってようやく婚約出来るんだろ!?お前らまだ3歳だろ!?
あと二年はあるだろ!!それが何で明日!!?」
「そうです!アレの言うとおりです」
俺の言葉にオルディアが賛同する。
「ああっ、そういえばまだ伝えていないんだったな。」
「何がだよ!!」
「長が倒れた。」
「「………えっ。」」
一瞬何を言ったか分からなかったが、先に我に返ったオルディアがラテスに聞いた。
「どっ。どういうことですか?」
「倒れたと言っても生命の危機でも意識がなくなったわけでもないがな。
だが、もう満足に体を動かすことは不可能だそうだ。
長は、その座を引き特例で私とオルディアの婚礼の儀を早め私を新たな長にするとおっしゃった。」
次に我に変えた俺が木になったことをラテスに尋ねる。
「あ~。ラテス、一応聞くが長は無事なんだよな?」
「先ほどいたとおりすぐ死ぬと言うわけではない。
ただ、いつ死ぬかも分からぬから私に後を告がせるとの事だ。
それと同時に私の婚約者であるオルディアとの婚礼を行うとの事だ。」
つまりこういうことだ、長は生きているがまともに動けないから早々にその座をラテスに譲り
新たな長となるラテスの婚約も早めたのだ。
ラテスとオルディアが
「分かってくれたか?オルディア。」
「…分かりました。では今すぐ準備が必要ですね。」
「ああ、俺に付いてきてくれ。」
「はい。ではアレ、今日のところはここで。」
と会話し去っていった。
残された俺はと言うと。
「返って寝るか。」
まあ家に帰るしかないわけだ。
そんな昼ごろの出来事であった。