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黒い夢と白い夢Ⅰ ――過去の呪い――  作者: 葉都菜・創作クラブ
第5章 ある女性騎士の台頭 ――封鎖区域テトラル――
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エピローグ

 万雷の拍手が鳴り響く。


 政府元老院議会場。


 中心に立つのはマグフェルト総統。


 また彼の権力が大きくなった。


 ララーベルの実験が公開され、戦争早期終結を名目に権限が大きくなった。



 元老院議員たちの万雷の拍手と声援。


 その様子は世界中に伝えられ、多くの者が彼に称賛の声を上げていた。


 しかし、中には恐れを抱く者も少なからずいた。


 そこから流れるウワサ。


 ――マグフェルトは戦争を利用して自身の権力を大きくしている。


 疑心の芽は既に芽生えつつある。


 だが、疑心を抱くも真実に気がつく者はほとんどいない。



 元老院議会場のとある一席。


 そこに座る者達だけが拍手を送りつつも、冷たい瞳を向けていた。


 苦しく呪われた過去を背負った者たちが、彼の黒い夢に気付き始めていた――。

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