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街宣車ラプソディー  作者: 火村虎太郎
東京爆撃隊
16/24

あの頃

出撃した爆撃13人だが・・・


「罠か・・・」鳥谷

「ずっと、追って来てるな・・・」小池


浅草から、すぐ、数十人に、つけられている爆撃


「ジャックナイフの池袋の残党か・・」鳥谷

「主戦力か・・・それに、導かれてるな・・・」小池


最短ルートで、渋谷に向かえない・・

要所、要所に居る、ジャックナイフ・・・

無駄な体力は使いたくないと、回避して向かっていたが・・・


「なるほど・・・」鳥谷

「ああ・・」小池


バイクを止め降りる爆撃メンバー

気がつけば、もう、囲まれている。

50人くらいのジャックナイフに・・・


「鳥谷・・・渋谷に突っ込んだ兵隊は・・全滅。」状況を伝えるメンバー

「残るは、俺達13人か・・・」小池


「それと、渋谷から、ジャックナイフが、出撃・・・70ほど・・」メンバー

「今、ここに、50・・合流すれば、120!?」鳥谷

「まずい・・しかも、あいつら50・・元、ディープインパクト・・」小池


ぶつかったこの場所・・六本木

と、言うより、引きずりこんだ、罠へ・・・


「どうする?」鳥谷

「時間が経てば、経つほどさらに、厳しくなる

 今、合流する前の50を叩くぞ!」小池

「おおっ!」メンバー


「しゃあーーー東京無双極悪非道の爆撃だ~!!!」鳥谷

「ぶち殺せ~!!!」小池


突っ込んでいく爆撃


「・・・本当、アホだな・・・13人?

 迎え撃つぞ!山本が、来る前に潰しちまえ!」ジャックナイフメンバー

「おおお!」メンバー




渋谷から、向かう山本と70人

「うまい事行った。今始まった、六本木で」メンバー

「ああこれで、挟み撃ち・・勝った。」山本


六本木の50と、本隊の70で、13人を挟む。

間違いのない戦略。


だが・・・


「山本っ!やばいらしい・・突破されそうだと、連絡が!」メンバー

「はぁ~?」山本

「鳥谷と、横浜の小池が、ハンパないらしい・・」メンバー


(小池・・・横浜爆撃総長・・・見た事ないが、かなり強いらしいな・・

 下手したら、あの、吉竹クラス・・・)山本


「持ちこたえるように伝えろ!こっちも、着くのは、すぐだ!」山本


(まあ・・こっちの、70だけでも・・)山本


だが・・・


「何人残ってるウチ・・」鳥谷

「6・・6人」小池


すでに、わずか13人で、50人を撃破。



遠くで、見ている六本木の住民・・・


「ハンパねえぞ・・・あの、鳥谷と、小池・・」

「ああ、まだか、ジャックナイフ本隊は?」


今、六本木は、山本の縄張り


「また、六本木の頭が、変わるか?今度は、六本木は爆撃の縄張りか?」

「ころころ、変わられても困るな・・」

「わー・・また?じゃあ傘下しちゃう?

 ジャック系は、ユリアさん、青鬼さんしかり、お身内だし」夜華恋 ココ


「やめなさいっ。他所の喧嘩。黙って見てなさい」ユリア

「ふぁ~い。じゃあ、邪魔されないように警備で。」ココ


ココは、知っている・・・歴史を・・


「ブラックハザード居るな・・・30人位か・・」鳥谷

「ああ・・一応静観か・・ガードしてくれてるな・・

 警察の介入、他のチームの参入阻止の・・

 まあ、俺達も、今、敵増やしたくないしな・・助かるわ」小池


「頭、女らしいな・・」鳥谷

「ああ。夜華恋のユリアさんの子分だとか・・・」小池


「ユリアさんか・・・複雑だろうな・・・」鳥谷

「ああ・・吉竹と、付き合ってたらしいな・・それに・・」小池



「ああ・・・元・・」鳥谷

 

「ああ・・・元・・・第11代目マッドストリートホープス総長」 小池



脈々と続く、渋谷系の伝統チーム

渋谷マッドストリートホープス

ジャックナイフの二次団体。


「元、ウチと一緒の愚連隊系・・・」鳥谷

「まあ引退すりゃ、どこ行ってもいいけどな

 まあ似合ってるし、本性ゴリゴリの右翼だし」小池


「元、山本さんの、側近だ・・・

 自分の、彼氏、目上の人に殺された・・」鳥谷

「まあ・・元だから・・・・それに抗争だから仕方がない・・」小池


「破天の十字架か・・・うまいこと付いた異名だな・・」鳥谷


「破天荒・・前人未到の境地を切り開く・・

 十字架・・十字架を背負う。裏切りと言う謝りきれない罪をか・・」小池


「ああ。次期愚連隊の女帝、頭候補だったが、

 なんもかんも、捨てて聖帝会入り・・」小池


たとえ、恩師、山本と殺しあう事と、なっても・・・

大和魂を、全うしたい・・


山本の、一番弟子・・・・。


(おねえさん・・・どうせ戻れないなら、せめて、おねえさんが・・

 この東京を・・・。ごめんなさい、勝手な私で・・

 恨んでません私は・・やらなきゃ、やられる・・それが抗争・・)ユリア


死んだ吉竹は、知らない。ユリアが、18のとき

5年前・・まだ吉竹は11歳。歴史を知りえる年齢ではない。

かつかつ、この鳥谷、小池が、知ってるくらい

中学生の頃よく聞いた街の武勇伝。渋谷の山本に、弟子のユリア・・


複雑な関係・・・


あの頃・・あの時代の・・東京で咲き乱れていた、二つの華。


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