⑪風呂!
ごめんなさい、次回予告で嘘言いました。3番目くらいに大事なお風呂シーンがありました。皆さんも「えっ、初めてのお風呂日記飛ばすの!?」と思ったことと思います。なのでここに挟みます!!!
まず、ドキドキしました。
怪我した時にお風呂に入るとしみて痛いじゃないですか。擦り傷でも痛いのに、エグ抉り傷2個なのでかなりの恐怖です。8恐怖くらい。
ちなみに先生には「おケツはしっかり洗わないでください。湯船でホニャホニャ〜ってやってやさ〜しく洗ってください」と言われていたので、お尻以外の所を洗いました。シャンプーやボディソープが肛門付近に垂れないように、細心の注意を払いながら洗いました。
そして入浴です。
40度のお風呂はそもそも痛い。私は熱に弱いので、沈む時はいつも男梅の顔をしています。この日もそうでした。
沈んで数秒後⋯⋯
なんともない!!!
私はラオウだったのか!?
⋯⋯いや、ちょっと待てよ? よく考えたらこれ、お湯が当たってないだけじゃないか? 今2つのグロ穴には空気が溜まっていて、お湯が入る余地がないのではないか?
と思ったのでお尻をブンブン振り回してみました。これで空気は抜けたはず⋯⋯
しかし、痛みません!!
じゃあもう大丈夫ってことだな!!
安心した私はお尻の穴を洗うべく、小刻みなスクワットのような動きを始めました。言葉を選ばずに言えば1人騎乗位です。いや、良くないな。トゥワークです。これはトゥワークです。これで触れることなく肛門を洗えるはず。
すごい、なんともない。
私のお尻、もしかして痛覚なくなってるんじゃ⋯⋯(´;ω;`)
不安になったので触ってみたところ、めちゃくちゃ感じました。でも痛くない。
⋯⋯あれ? この穴、思ってたよりでかいかも?
と思い、中指を忍び込ませてみると⋯⋯
あらま!!!!!
すっぽり入っちゃった!!(⊙д⊙)
しかもぎゅうぎゅうじゃない!(⊙д⊙)
第一関節までは余裕で入ってる!(⊙д⊙)
恐ろしくなりました。鉛筆くらいだと思っていた穴が、まさか中指よりデカかったとは⋯⋯
こんなデカい穴が2つも空いてるの?(´;ω;`)肛門付近に!
両方の穴を触っていると、肛門を見つけました。良かった、居たんだね。
肛門には何もしませんでした。多分肛門にもメスが入っているので、あまり触るもんじゃないなと。穴に指入れまくった私が言えたことじゃないけど。
はー⋯⋯
こんなデカい穴、本当に治るのかな。そもそもどうやって治るんだろう。底から盛り上がってくるのか、底も壁も全員で協力して周りから徐々に埋めていくのか、カサブタみたいなのが出来るのか⋯⋯
そのへんのことは全く教えてくれなかったので、調べました。今回の手術を図にするとこんな感じです。
あ、挿絵のiコードが7桁になってる。
ごめんなさいね、雑な図で。割烹で図を期待してくれてたOさんには申し訳ないけど、家に名刺サイズの紙しかなくって。細かく描けないのです。
かれこれもう10回くらい同じような図を見せてる気がしますが、痔ろうの通り道を周りのお肉ごとくり抜いて、直腸(肛門管かも?)まで貫通させてます。
で、
直腸側の壁だけ縫い合わせて、自然治癒で肉を盛り上がらせるという手術です。いや、だと思います。
先生全然教えてくれないから自分で調べたんですけど、多分これで合ってると思う⋯⋯
これさっきも同じこと言ったな⋯⋯日をまたいで日記書いてるんでこういうことよく起こります。お許しください。「お許さん」とお怒りの方はご一報ください。すごいことしちゃいます!
さて、どこまで話したかな。そうだ、どうやって治るのか想像つかないって話ね。
「肉芽」っていうのが奥から徐々に盛り上がってくるんだそうです。すげぇね、人間って。
ただ私、心配なのが「肉芽がちゃんとお尻の元の高さで止まるのか」なんですよね。もし勢い余って組織作りすぎたらそこが盛りあがって、肛門付近に2個ツノ生えてる人みたいになるじゃないですか。ケツおにって呼ばれちゃいますよね。
とはいっても普通に生きててケツのツノを見せるようなことはないんだけどね。
まぁ、ゲノムのアレでちゃんと止まるんでしょう。ケツおにのゲノムなんてないからね。
ということでここからは精神科の話を⋯⋯
いや、もう次に分けるか。この流れで2日後になるのはキモいもんね。みんながゲボしないように次話にするね。アディオス。




