ウルテ
ウルテです。牛さんの喉の部分だそうです。元肉屋なのに知りませんでした。
ちなみにこのウルテ、黒毛和牛のウルテだそうです。お値段は3個で180円。和牛と名のつくものがこのお値段!?!? と驚きながらカゴに入れました。
とりあえず1口サイズに切って焼いてみましょう。
巻き爪じゃん。「食べる巻き爪」って名前で売り出そうかな。
食べてみると、「はえ!?」ってなりました。これまで口に入れたことのあるものの中で1番硬かったのが豚皮とミニカーだったのですが、こいつも加わりました。3つとも同じくらい硬い。
「さすがにこの硬さは食材としておかしいな」と思いながら、虫歯のため右側だけですべて咀嚼して完食しました。顎がイカれました。
このままだと残り2個を食べる気力が湧きません。恐らく私の食べ方が間違っているのでしょう。焼肉屋で出てくるって書いてあったもん。絶対私が間違ってるわ。
YouTubeで調べてみると、似たような見た目のウルテが出てきた。ただ、裏側に脂がモリモリついていた。私のは完全にペラペラだった。だから安かったのか。
包丁の顎でバンバン叩く。
叩いて叩いて叩きまくる。
縦方向が済んだので、次は横だ。そう思って叩き始めたところ、叩いたところがものすごい形に変形した。
そうか、モリモリの脂がついていないから、一個体としての体を保っていられないんだ。
ということで↓でやめにした。
今度は違う方向に切ってみる。そして焼く。
カメノテみたいになった。キモすぎる。
よく見ると三つ編みっぽい。面白い。
食感は相変わらずだった。無理だわこれ。これ以上叩いたらバラバラになるし、隣のおばさんも怒鳴り込んで来ると思う。
なので頑張って食べました。すごい鍛えられたと思う。ちなみに味は美味しかったです。




