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03

久松爽は、「ああ、」と腑に落ちたように、


「さっき各グループが3分間で発表したでしょ。あの時に名札をチェックさせていただきました。ちなみに、さっきの彼は松尾アキラ君」


信じられなかった。


舞は同じグループの人の顔と名前さえ覚えることができなかったというのに、この若者はあの短時間で100人以上の名前と顔を把握したというのか。


「君の出した、『森林公園と融合させた環境保存型のテーマパーク』のアイデアは良かったよ。

収益性と環境、両方が見込めるプランだからね。

ただ、現実的には用地面積や予算の面で難しいだろうけど」


「は、はあ……」


お礼を言うべきか恐縮すべきか分からず、舞はあいまいに頷く。


久松は軽く笑い、優雅なお辞儀をした。


「じゃあ、気をつけて帰ってください。よければまたセミナーや社員訪問に参加してみてください。お待ちしています」

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