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アフターストーリー・39

舞は反抗的な態度でそっぽを向いた。


「私、久松さんが何を言っているのか分かりません。とにかくもう、いいですから。もう帰りますから、放してください」


「よくない。断じてよくない」


久松はそう言うと、舞のあごを掴んで無理やり自分のほうに向かせた。


「君がどう考えているかは知らないけど、この辺りはそこまで治安がいいほうじゃない。近くには危険な場所だってある。女の子がうかつに出歩いていい場所じゃないんだ。

だから迎えに行くって言っておいたのに、一人で来るんだから――心臓に悪いよ」


どうして今さっきまで浮気していた男に説教されなければならないのか。


舞は理不尽りふじんな状況に対する凄まじい怒りが突き上げてくるのが分かった。


「私がどこで襲われようと殺されようと、久松さんには関係ないじゃないですか」


低く恨みがましい声に、久松は軽く笑って、


「関係ないわけないだろ。君は俺の奥さんになる人なんだから」


りた様子がないどころか、全く悪びれずにキスを迫ってくる久松を、舞は渾身こんしんの力をこめて押しのけた。


「いい加減にしてください!!」


はあはあと肩で荒い息をする。今にも血管がぶち切れそうだ。

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