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アフターストーリー・26

「そうだったんですか。本当にすごいですね」


舞は言ってから、自分の感想の幼稚さに赤面した。これではまるで小学生ではないか。


一詩はそんな舞を目を細めて見つめると、


「いや、そんなことないよ。それに、あんただって四菱の立派なデベロッパーだろ?久松から話は聞いているよ、優秀なんだってね」


舞は恐縮して、しきりに首を振る。


「そんな。私なんかまだまだ……二年目の新人ですから」


心の中で久松を恨んだ。


あの男は――舞がどれだけ力が足りていないか知っていて、わざと嫌味を言っているとしか思えない。それも、こんなに『できる』人に。


「まあ、俺が言うのもなんだけど、あんたみたいなタイプは珍しいよ。

デベロッパーってみんな、リーダーシップがあって行動的で野心家で、いい意味でも悪い意味でもガツガツしてるからさ」


さらなる追い打ちをかけられて、舞はずんと心が沈むのを感じた。


自分がデベロッパーたる資質に欠けているのは薄々分かっていたが、目を逸らしてきた。


それをざっくばらんに指摘されて、やはりそうなのかと実感する。

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