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笹の葉に願いを込めて(三十と一夜の短篇第51回)

作者: 猫の玉三郎

 おいコラ笹。テメェの仕事はなんだ。


『はい! 自分の仕事は欲望を集めて昇華し、空を晴らすことです!』


 じゃなんで雨が降ってんだよ。サボってんじゃねえぞ。


『いえあの、最近、お焚き上げしてくれるとこが少なくて、エネルギーがあんまり上にいかない、的な……』


 ああ? お前が軒下で発火すりゃいい話だろうが!


『すすすいません! 自分、発火機能はついてなくて!』


 ちっ、使えねえ。

 これじゃまた彦星きゅんに会えねえじゃねえかよ。

目にやさしい200字小説。

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― 新着の感想 ―
[一言] 一年に一回しかあわせてくれないし、下界は下界で「エコだエコだ」とうるさいですからね。
[一言] おりりん(とか呼ばれるのだろうか)にきゅんきゅんー! いや笑うしかないやろこんなん、てやつですね!しあさって☆大宇宙のロマン・スに思いを馳せます。
[良い点] 誰が怒ってるんだろう、と思ったら彦星きゅんに会えないのくだりでわかりました。 笹に怒られても、ねえ。 だけど年に一度の逢瀬くらい叶えてもらいたいものです。かささぎ!どこ行ったー!仕事ですよ…
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