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お嬢様、見守っております  作者: 関係詞
6/13

【6話 お姫様とお勉強】

お姫様は机に突っ伏していた。


「お嬢様まだ休憩の時間ではありませんよ。起きてください。」

「歴史なんて覚えたってなんの役にも立たないわよー。」


彼女が嫌がっているのに対して執事は真剣に答えた。


「そんなことはございません!!この国の歴史を知ることにより昔の成功談や失敗談などを学ぶことができます。その経験は我が国の今後を担うかもしれないお嬢様には決して無駄にはなりません。」

「なるほどね~。過去を振り返って良いとこは参考にして悪いとこは同じ過ちを繰り返さないようにするために学ぶのね。」


彼女が執事の言い分に納得していると。


「それに…」

「何かしら。」


執事の呟いた先の言葉を彼女が追及する。


「お嬢様が学べば、その子孫たちが今度はお嬢様を覚えてくださります。未来に繋がれてく、誰かが覚えてくる。」

「我々が生きている証が少しでも残したいじゃないですか。」

「私が生きた証かー」


執事の言葉を受けて彼女がぼーっと考えてると


「少し話過ぎましたので、休憩にしましょうか?」

「分かったわ。紅茶も入れてくれるかしら。」

「かしこまりました。お茶請けもお出ししますね。」

「やったー!!」


おかしを無垢に慶ぶ彼女を見てると私は変わらない良さもあると思った。

次回は朝の9時の予定です。

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