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IF編 もしも女子力の殴り合いに参戦したのがあの子だったら

「……っく、あのJD達、女子力の塊だとでも言うの?!」


 決戦用亜空フィールドの中、四人の少女たちはJD組に一方的な蹂躙を受けている。吹き荒れる女子力旋風に四人の少女らは顔をあげられないほどの業風を受けていた。


「このままじゃあたしたちの女子力が名もなきJDたちに崩壊されて男になっちまう……!」


「えっ!?初耳なんですけど?!女子力って崩壊すると男になるんですの!?」


「うー安心してくださいー!そうなったらわたしがいっその事全てを破壊して新しい時代を始めますから~!」


 そんな世界の危機に次元激震現象が起こる。そして開かれた異空の扉からぴょこんと飛び出したのは……あの子だった。いち早く気づいた真凛がタピオカバリアを使ってなんとかあの子への風の影響を遮ろうとした。


「あ、危ないですよ!あなたは戦いの場に来てはいけませんっ!」


 だがあの子は笑顔を向けて前へ歩み出た。「よくわからないけど喧嘩はダメ」という心持ちなのだろうか。だが見れば、あの子は相手JDの女子力の影響を全く受けていない。衣玖はその状況を冷静に分析した。


「ま、まさかあの子……いや、可能性はあるっ……!」


「なんだ!いったいなんだってんだ衣玖!!」


 他の四人が業風にも等しい女子力の影響を受けている中、あの子だけはその艷やかな髪を爽やかに靡かせている。まるでオーロラのように揺れる髪は光が輝くような光景を生んでいる、そして近くを通った人間に感じさせるのは……とてもいい香り。


 その時、戦場の人が立っている空間より遠い場所が弾け飛んだ。女子力の風が豪嵐の旋風となって、だがしかし誰ひとり傷つけないように亜空フィールドの外側でそれが炸裂したのだ。


「やっぱり……!あの子、そうか……!考えてみれば当然よ!あの子は……ッ!女子力の生まれ変わりだったのよ!!」


 こうして意図せず女子力の天才だったことが判明したあの子は先鋭の女子力界を駆け上がることになる。後に数々の女子力の権能を相手にするも常勝無敗。それは全て相手への尊重で行われ、最終的に敵は誰一人作らずに世界平和まで築き上げる事となる。これが女神と呼ばれた最強の女子力を持つ少女の物語。


~~ 女子力の異世界に来たら友達が最強だった件について。 完~~

最近やっとリゼロのアニメに手を出しました。異世界モノの面白いところは類似の設定で全く違う話が出来上がっていくことですよね。自分も可愛い女の子が書けるようになったら書いてみたいなという気持ちはあります。でも今の所精一杯考えて女子力での殴り合いでしかそれっぽい空気を出せませんでした。


あ、これ異世界じゃなくて俺TUEE系か……


ここまで読んでいただき、ありがとうございました!


よろしければシリーズから、他の話を読むことも出来ますので是非!

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