四天王最強の八兄弟は誰?
グルーオンは八人兄弟だと伝えた。
「色」三つと「補色」三つだと組み合わせ的に九つになりそうだけど、八つ。
残り一つが「白色」。前回伝えたが、「白色」は色荷がない状態。色荷があるグルーオンではないということで抜けるからだ。
「色」 の三つ、 「赤」、 「緑」、 「青」。
「補色」の三つ、「反赤」、「反緑」、「反青」。
どういうのがあるのだろうか、考えても分からない。
規格化とかは無視して、とりあえずどういうものかを示そう。
例えば、『「赤」と「反緑」』、『「反赤」と「緑」』。
同様に 『「緑」と「反青」』、『「反緑」と「青」』。
更に 『「青」と「反赤」』、『「反青」と「赤」』。
これで六つ。色を交換する作用をするものたちだ。
残り二つ。
それは、『「赤」「反赤」と負の「緑」「反緑」の混合』。
『『「赤」「反赤」と負の「青」「反青」の混合』と、『「緑」「反緑」と負の「青」「反青」の混合』との混合』。
これらは色を変えずに作用するものだ。「負」というのは向きが違うとか考えればいいだけの話。
残りは『「赤」「反赤」』、『「「緑」「反緑」』、『「「青」「反青」』の三つかと予想していたのだが違ったわけだ。
何故この三つではダメなのだろう。
クォーク自体は単色でバリオン内だと三色があって、全体で白色となっている。
それぞれに相互作用しようと思ったら、色の違うものへと行かないといけない。
『「赤」「反赤」』だと赤から出ても他のクォークは赤ではないから行き場がない。
これが『「赤」「反赤」と負の「緑」「反緑」の混合』ならば赤のクォークから緑のクォークへと相互作用が可能だ。
例えこれがメソンの内部であったとしても、色がクォーク・反クォーク対だからと言って、その色荷が赤・反赤というような固定のものではなく、緑・反緑、青・反青と移ろって混ざっているため、その相互作用も混ざっていないといけないわけだ。
これで合わせて一応八つ。
この八人兄弟がグルーオンだ。わけ分からん。
次回 影武者について