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つりみこ2 ~八尋・誘拐~  作者: 島風あさみ
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序章・その四

「わあっくさい汚いやだーっ!」

「ええーっ⁉ 昨日ちゃんとお風呂入ったのにー⁉」

「……あれ? ここ、教室?」

 たったいま仏法僧の甲板でっきでババタレのふんを浴びたばかりのはず。

「戻ってきちゃったの……?」

稲庭いなばきゅん、ひょっとして寝てたー?」

「えっ? あ……うん、そう」

 慌てて誤魔化す八尋やひろ鍔黒作江つばくろさくえの腕の中。

 高部たかべくんは心配そうな顔で見つめています。

「女子に抱かれて眠るとは、この果報者めー! しかも臭いだとー⁉ この罰当たり者めー!」

「うわちょっとやめてよ押しつけないでー!」

 着痩きやせしていたのか、思ったよりフカフカしています。

「問答無用―! 乙女の体臭を思い知れー!」

「わひゃあっ⁉」

 作江はババタレと違って、ちゃんと女の子のにおいがしました。

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