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外に出かけよう

翌朝、久々に体を使って所為で体は痛いが問題ない。 朝食を取っている最中にあることに気づいた。食料や飲み水はあるが生活用品が足りない。 足りないと言っても多少はある。しかし一週間も持たない量だ。 仕方がない。いつか通らねばならぬ道だ。



「外に出よう。」


リュックザックに必要最小限の荷物を入れ、意味がないと思うが一応包丁を靴下に入れておき鍵を締め直す。帰ってくる。絶対に!



久々の外は地獄のようであった。七月ということで気温はゆうに三十度以上はある、油断していると水が無くなる。そしてゾンビ。

距離をとり双眼鏡で観察するがやはり気持ち悪い。真っ青な肌をしていて目は真っ赤に染まっている。足は遅いが追いかけて来る時はどうなんだろうか。 とりあえず見つからないようにしないと。



慎重に歩きながら近くのスーパーに到着したがゾンビまみれだった。何とか中には入れそうだが怖いな.......。恐る恐る近づき中を確認するがゾンビはいない。何故か駐車場にたむろしている。 何故だ?



スーパーの中は.......予想通りの惨状だ。商品がぶちまけられており、腐っているからハエも飛んでいる。何より臭い!



「腐った匂いがきつすぎる.......。それに日持ちするものなんか軒並み無くなっているな。」


しかし日常用品はあった。そこまで手が回らなかったのか?


「とりあえずトイレットペーパーとティッシュは優先。シャンプーも一つ持ち帰るか.......。後は歯ブラシに服も多少残っているな。」



登山用のリュックザックに詰めれるだけ詰めて、ズボンのポケットとかには散らばっていた飴やお菓子を詰め込み帰還することにした。



「あ〜生き返る〜。」



マンションに戻り、鍵を締め直し確認したところで座り込む。極度の緊張で頭がおかしくなりそうだ。念のため階段を使い部屋戻ってきた俺は新たな情報をテレビで確認することになった。




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