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−強がり−

私たちは 『またいつか会おう』なんて 社交辞令もなく お互いの仕事に 戻った。


職場では 元カレと 会ってどうだったのか とか、不倫は ダメだよ。 とか、周りがいろいろ 言ってくる。


「たぶん 奥さんも 子供もいるし、 私だって 彼だって そんなこと 考えられないんじゃない? そんな 愛だの恋だの 考える 余裕が ほしいよ」


な〜んて 強がってみる。

彼女たちは 「な〜んだ」と 言って 関心が一気に覚める。



心の中では 久しぶりにみた 彼の 綺麗な顔に ときめきが 隠せないのに。



その日の夜 やっぱり 彼の夢を見た。


学生服の 彼に 今夜は やっと追い付いた。


「前沢くん」

と 腕を掴むと よく似ているが 彼ではない 違う誰かだった。


私は また 落胆する。



夢でさえも 結ばれない恋だった。


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