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風と静寂  作者: 佐竹武夫
第十四章
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第十四章 第二節

久しぶりにティモと再会した我々は、その場で話が盛り上がった。というよりも、ティモが『是非聞いてほしい』という空気を前面に押し出して、己の部下であったろう2人を先に街に帰らせた。


「あなたの姿を見る限り、この街の地域統括所(その地域一帯を管理する建物)に勤めているのですね。それも技術者として」


シルバー先生は少し誇らしげな表情で、以前と違い身なりの整ったその少年ティモ・ヴァルクを見ながら言った。


「はい、今は水車の管理と設営の仕事をやっています」


ティモ自身も現時点での自らの状態に、非常に自信と誇りを持っているような表情をした。これがあのメヌーの街で問題児のような扱いを受け、かなり擦り切れた雰囲気を持っていた男の子だとはなかなか思えない。


「先生に頼まれた依頼をこなした後、私はそのままずっと南に下りてきました。五年間、自分の故郷に帰らないと言う約束でしたので、とにかく自分が生きていける場所を探しました。そしてこのヘルヒンの街に辿り着いたのです。私が来た時にもこの街にはたくさんの水車があり、なんだかそれを見ていると、体からこみ上げるものがありました」


ティモはかなり興奮した雰囲気で、私たちに話し続けた。そうこうしているうちに、先ほど水浴びをしていたイーヴァンとカミルが服を整えて戻ってきた。しかしティモは、自分の話をやめることはしなかった。


「私はここで3日間ぐらい、ずっとこの水車を見ていました。 4日目にある男の人が私に声をかけてきました。それは灌漑用水を管理する地域統括所から来た人でした。何をしているのかと聞かれ、私はこの水車に非常に興味を持っているという話をしました。その人は私の話をよく聞いてくれ、私がアイディアを出したときに非常に興味を持ってくれました」


私は彼の話を「なるほど、そうなのか」という表情で聞きながら、隣に来たイーヴァンとカミルをどのタイミングで紹介しようか、なんとなく黒目を左右させてしまった。


「私が話したアイディアというのが、これだけ多くの水車を管理するためにどのようにするかというものでした。それぞれの水車の回転数を正しく把握できれば、稼働状態や水の運搬水量などが確実に把握できると思いました」


イーヴァンとカミルはなんとなくお互いを見て「この人の話を聞き続ければよいのか?」的な表情をしている。


「そのアイディアというのが、水車の回転に合わせて、ギアをかませ、水車が一回転するごとにギアが一つ動く、それが一周するごとに、再びその横に別のギアを噛ませ回転させる。そうすることで、その水車が一日でその日どれだけの回転をしたのかを正確に把握できる」


ティモと言っていることは、何となくはわかるが、そんなにいっぺんにつらつら言われても頭に入ってこない。それに少し興奮気味で話しているせいか、文脈が乱れ、一文がひたすら続くところがあり、図で表してくれるのであれば多少理解ができそうだが、今のところ適当に頷くことしかできない。


一瞬だけ少し間がいたので(この間は『すごいでしょ』の間?)私はその隙を突いて、なんとなく突っ立っている2人を紹介した。


「あ、ティモ、こっちの小さい子がイーヴァン、で、こっちがカミル」

「あ、よろしく」


間髪入れず適当な返事が返ってきた。


「このことがヘルヒンのウルビス(市政官)に伝わって、なんと役人にしてもらう事になったんです!」


横でシルバー先生は、にこやかで温かい表情で見ている。しかしまだ私は人間が出来ていないせいか、スープの表面に膜ができたように、なんとなく心の中でモヤモヤというか、決して心地いい感じではない流れるものが体を漂っている。ほかの人から言えば『うれしそうに話しているのだから、聞いてあげればよいではないか』と言われればその通りだが、『思ったことというのは、口に出してはいけません』というシルバー先生に一番初めに教わる(正確にはどれが一番初めかわからないが)ことを日々徹底している身とすれば、このような感情になっても致し方がないのではないかと思う。


「それは良かったですね。このように立派になられてあなたのお母さんも、きっと誇らしく思っているのではないでしょうか」


先生が相手の流れを決して滞らすこともない、見事な受けをされている。


「はい、実は母にも手紙を送り非常に喜ばれました」


まだ続くのか——————


「このままうまくいくのであれば、私は母をこの街にに迎えてもいいと思っています!」


お、いい話的にオチがついた感じがする————終わりそう?


「そうなると良いですね」

「はい!・・・・ところで先生たちは、ヘルヒンの街に向かわれていたのですよね」


話しが移った。


「はい・・・」


先生がそう答えた直後

!・・・なんだ?ティモの表情が一瞬曇った?—————単にしゃべり疲れた?


「・・・・」


一瞬会話が途切れる。このギクシャクした間は・・・・?


「そうなのですが・・・」


なんだか先生が無理やり話を続ける。何か相手の落としたものを拾ってあげたような感覚で先生が次の言葉を言った。


「我々はすでに宿をとっていまして————」


⁈————いや、我々はこの街に来たばかりだ。宿の予約などは全くしてない。それどころか街にも入ってないのでどこに何があるのかさえわかっていない。一瞬イーヴァンとカミルに目線送ったが、 2人とも「何のこと⁈」という表情が、目尻だけ出ている。全面的に出ないのが、やはりそれでもシルバー先生の弟子と言えよう。『思ったことは言わないし、表情にも出さない』という指導の賜物だ。


「少し遅くなったので、イーヴァン、カミル————先に宿屋に行って遅くなると伝えていただけますか」


さらにイーヴァンとカミルが「何の話⁈」という表情した。私はすぐにお金を取り出し、


「そういえば、お金を渡すのを忘れていた」


と言いながら2人に近づき、その場から2人を離しながら小声で


『 2人とも・・・先に街に入って宿屋を探していてくれ。見つかったら、片方が街の入り口に立っていてくれると助かる・・・・・』


といった。カミルは私の言ったことを理解したらしく。目で頷き、口では


「分かった、じゃあ先に行って宿屋の主人に伝えておきます、先生」


と言いイーヴァンの手を引っ張った。イーヴァンは理解してないというより、『まあこのままの流れに乗ればいいのだろうな』的な表情で街へと足を向けた。『カミルがついているのであれば大丈夫だろう』と思ってその後ろ姿を見送っていると、明らかにイーヴァンの表情がニヤニヤしたものに変わっていた。急に食べ物のことを思い出したのだろう。


「先生方は宿をとられていたのですね。もしそうでなければ我が家でもどうかと思ったのですが————」


ティモの表情が一瞬で変わった。先ほどまではどちらかというと暗い、決して上向きな表情ではなかったが、今はむしろ安心しているような表情に見えた。なんだかこのギクシャクした感じに、私は決して心よさを感じなかった。


「いやいや、そんなお気遣いはしなくても」


先生はそういうと今度は私の方を向き、


「彼がこの街に住んでいるということは、ある程度この街のことをご存じのはず。その辺りを少し聞かせてもらいましょうか」

「あ、はい。そうですね」


私はとっさに同意の言葉を続けた。


そこからいく時間か、ヘルヒンの街についての情報を聞かせてもらった。その後改めて会って会食でもするかと思われたが、


「また機会がありましたら、是非語らいの宴をできればと思います」


と、ティモはその流れを切る言葉を置いて行った。


「そうですね、是非」


シルバー先生は最後までその優しさを変えず、ヘルヒンの情報をもらったことに感謝して、ティモとは別れることとなった。彼はまた何か用事があるようで、水車の方に向かって行った。



「先生・・・」


街の入り口に向かいながら、杖を突く先生に声をかけた。周囲には街の人や旅人の足取りが少し足早に感じる。それが一日の終わりに向かっていることを感じさせる。


「どうしました、ビル」

「ティモが自分の話を終えた時に、少し不安というか、疲れたような表情がしていました。これは彼がこの時初めて、彼自身のことだけをひたすら喋っていたことに気づき、まずいと思ったからだと思います」


私は先生に答えを聞くのではなく、自分の考えを先に述べようと思った。


「そして先生はそのティモに気を使わせないように、本来は予約を取っていない宿屋をとっているとおっしゃった・・・」

「私はよくあなたに言っていますが、今あなたが言った言葉は自分の中でどの位あっていると思いますか?」

「・・・3割ぐらいだと思います」

「ふふふ・・・なかなかイイ線をいっていますね。では何が間違っていると思いますか?」

「それは・・・」


街の入り口が近づいてきた。凝縮される喧騒が足元からゆっくりと湧き上がってくる感じがした。荷車を引いている人、何らかの農作業を終えた道具を持っている人、彼らの交わす声と物のぶつかる音がそのざわめきを書き立てる。


「私がティモから受け取った揺れ動く感覚と、先生が偽りをもって宿屋を取っているとおっしゃったのが、どうしても繋がっていません」

「私が常に言っている言葉『問題は・・・・』」

「『問題は常に感情からおき、解決は常に物理的なことである』・・・・・」

「そうですね、彼の不安がどこにあり、それを解消するためには何だったということですね?そうすれば繋がるはずです」

「宿を取ったと偽ったということは・・・宿をとることでその解決が導かれた・・・」

「まだ繋がりませんか・・・・?」

「・・・・すみません」


もうすでに街の入り口にさしかかった。おそらくこの先で、カミルが宿屋を既にとって待っていてくれるだろう。(宿屋での留守番はおそらくイーヴァンであろう)シルバー先生は足を止められた。この話に、ある一定の区切りをつけないといけないと思われたからであろう。


「やはりなかなか難しいですね。少し複雑に考えている傾向がある、もしくは最初に思ったことをどうしても軌道修正できないところがあるかもしれませんね」

「はい・・・」

「とてもシンプルに考えてみましょう。宿を我々がとっているということは、どういう物理的なことがありますか」

「・・・・・他の人が宿を取らなくていい」

「今まで多くの街を訪れたさい、そこで知り合った方々は、我々をどのようにもてなしてくださいましたか」

「それは・・・食事に招いてくださったり、宿を提供してくださったり・・・」


私の中で何か一つ吹きぬけるものがあった。


「ティモは・・・急に我々に対して何らかの接待をしなければならないと思ったということでしょうか?」

「そうですね・・・」


私を吹き抜けていった風は、全ての遮りを消し去ったような気がした。


「つまり彼は、いざ自分の話が落ち着いたところで『わたくしがご招待しましょう』という流れになると思った・・・それは食事だけでなく、我々に宿を提供することも含めて・・・しかし、我々は4人もいる大所帯。食事だけでなく宿になると大変負担を強いられる・・・そこで急激に彼は不安になった、そういうことですね」

「その根拠となるものが何だが、わかりますか?」


根拠——————


私は今、先生が導かれるまま、その道に沿って答えを出しただけに過ぎない。それはつまり論理的な世界の中にまだとどまっており、現実との接点を見出し、そこにアウトラインをにじみ出して、形を作っているわけではない。まるで二本脚しかない椅子のようである。


「すみません・・・頭の中にいくつか思いうかべようとしているのですが・・・」


この門の向こうではカミルが待っている。申し訳ない・・・・


「ビル、あなたは彼の服を見ましたか」

「はい、多くの役人がそうであるように彼もリンネの上着を着て・・・」

「その下です…」

「その下?」


私はそのような深いところまで観察していなかった。


「彼は決して絹のような下着を着けていませんでした。彼が身に着けているのは麻でできたものでした。どうですかここまで聞けば・・・」

「はい…ティモは普通の流れ?いいえ、なんという言葉で言ってよいのか…作法とか所作とかそういうもので言えば、彼自身は我々を招くべきだと思った。しかし決して彼は生活に余裕があるわけでもないし、大きな家に住んでいるわけでもない」

「そうですね。私がよく行っているこの世界は三つある」

「一つは『自分が思い込んでいる世界』一つは『あるべき理想の形とされている世界』そしてもう一つは『現時点で現実に存在する世界』ですね」


先生は一つうなずいた。


「彼の中で『こうあるべき』と思ったこと、現実に大きなずれを感じ、急に不安に襲われたのだと思います」

「それで先生は『宿はすでに取っている』とおっしゃったのですね。私と先生の大きな違いは、果たして論理的に同じを組み上げたとしても、私の観察が先生ほど足りてない分、それが悟性に落とし切れていないということですね」


また先生は一つ頷いた。

私の中で全ての物事がそれぞれの穴を通して、美しい曲線を描きながら手前から奥へと吹き抜けていく。


「先生、ありがとうございました」


私とシルバー先生は門を抜けたところで、周囲を見渡しながら立っているカミルと合流した。そこから彼女・・・彼の案内で急遽見つけてくれた宿へと向かった。


「ここだよ、ここの1階の手前の部屋でイーヴァンは留守番してる」


メインの通りから一つ奥に入った、少し古めの宿屋である。外観を見ると3階建てあるので、 1階の手前ということは、ギリギリ満室になる前に見つけたというところであろう。中から随分とお腹をすかせたでろうイーヴァンが駆け寄ってきて


「夕食の候補を三つ探しておいたぜ」


と言いながら着いたばかりの我々を、外に引っ張り出そうとした。先生はお疲れだと思ったので、私とカミルとイーヴァンだけで夕食の調達へ向かった。さすがにすべてイーヴァンのリクエストに答えることはできないが、いざ美味しそうな食べ物を目にすると、いつも誘惑に負けそうになってしまう。


「あれ・・・」


我々三人が、いくつかの買った食べ物を持って宿屋に帰ると、部屋の前に数人の男たちがいた。先生は少しドアを開けて彼らに対応していた


「!・・・」


一瞬だけ緊張感が走ったが、決してシルバー先生を傷つけるために来た輩ではないとわかった。


「ビル、戻ったのですね」


私の方を向いて先生が声をかけてきた。男たちは4人いる。こちらを振り向いた。その服装から見ると、かなり位の高い人物達だと思った。若い方でも中年、あとは比較的シルバー先生と同じか、それよりも年上のような感じがした。


「先生、その方々は?」

「我々は…」


男たちの中で一番年上のような、短髪の男性が私の方を向いて話し始めた。


「われわれはシルバー先生にお願いがあってきました。あなた方はシルバー先生のお弟子さんですか?」

「はい、そうですが」


「実はこの月の終わりに、街である催しものがあるのです。それは、この周辺の街の人たちが集り討論会を行なうのです。その討論会に先生も出席していただけないかと思いまして」


どういうことだ・・・なぜ彼らはシルバー先生がこの宿、いやこの街を訪れたことを知っているのだろう。今までコソコソとまではいわないが、我々はかなり身を潜めた状態でこの街を訪れた。もちろんそれでも情報はどこから漏れるはずだ。しかしそんなに簡単に…


「あなたがたは、誰から私たちのことを聞いたのですか」


私はストレートに彼らに聞いた。


「はい、皆さんの知り合いのティモからです」


やはり—————私はこの事実をどう捉えて良いのか一瞬分からなかった。彼自体は悪い人ではない。おそらく彼は地域統括所に戻った時、自分の同僚たちに我々のことを話したのであろう。先ほど先生と話したことから考えると、彼は自らのあまり良くない状態に置いていて、少し前向きではない感覚に陥っているのだと私は思いこんでいた。しかし彼自身、当然何か特殊な訓練を受けた人物ではない。職場に帰れば自分のあった出来事の中から、興奮する内容を人に語ってもおかしくはない。


「彼からは、相手の迷惑になるかもしれないからと言われたのですが、このような機会はなかなかなく、是非とも先生方にご協力をお願いできないかと思いまして」


「ちなみにその討論会の日は、どのくらい先になるのでしょうか」

「4日後です。もちろんそれまでの滞在費や、もろもろかかるものに関してはこちらですべて持とうと思っております」


ティモはおそらく、彼らがシルバー先生にこのようなお願いをしようと言い出したときにひどく焦ったであろう。先程自らが我々を招待できなかったにもかかわらず、自らの口から出た言葉により、先生に逆にご迷惑がかかる状態になるかもしれない状況に陥ったのだから。『そうであるならば彼自身がここに居るべきだが・・・』と頭の隅で思ったが実際にはそのような行動に出るのは非常に難しい。先ほども自分の頭の中で巡らしさように、彼自身は特殊な訓練を受けている人物でもなんでもない。先生は相手の申し出を特別警戒することもなく快諾された。我々としても特に何か裏を感じるようなものではなかったが、その模様しもの自体の主たる目的がはっきりしてないので、そのこと自体には少しモヤモヤした不安を感じた。


彼らが帰り、我々は食事をした後、比較的早めに床に就いた。


何だろう——————

強いわだかまりが私の中である。ティモに関して、何か私の中で苛立ちを覚える部分が存在している。彼と出会った時、どこか彼の清貧な部分を感じており、不遇な状態でありながら強い信念のもと生き抜いているという雰囲気を感じた。しかし今の彼は・・・なんというか・・・物事に対して溶けた状態があるというか・・・芯がないというか・・・・


卑しさを感じる—————

いや、これは言い過ぎか・・・・


そんなことを考えている間に、私はいつの間にか眠りに深く入っていた。




ドンドンドン


われわれが床に就いた時から、もうどれ位か経っていたであろう。もちろん建物の外は真っ暗闇で静寂が覆っている。それを破り去るように突然我々の部屋のドアが叩かれた。


「シルバー先生」


私はベッドに寝転がったまま先生に目線を送った。先生は私の方を見て静かにうなずいた。同じ部屋に居るカミルとイーヴァンも目を覚ましており、少し緊張したお家で私の方を見ていた。『このドアの叩き方からすると、決して我々に乱暴するような雰囲気がしない。いやむしろ怯えのようなものを感じる』


私は声をひそめたままドアの手前に立った。それでも一応用心して片手に剣は持っておいた。


「誰ですか、こんな夜中に」


わざと低く、落ち着いた声で言った。


「私です!ティモです!」

「!・・・・」


私は一瞬だけ先生に目線を送ったが、すぐに先生は頷いた。鍵を開けドアを開いた。確かに目の前には昼間出会った彼であった。しかしその風貌は、昼間とそれとはまったく違っていた。真っ黒いマントをかぶり明らかに人目を避けるような服装である。そしてそのフードの中から覗かせる顔は、さらにそれ以上に不安をかき立てられているような、真っ青な顔をしていた。


「先生、皆さん、逃げてください!今すぐ!」


彼が突然発したその言葉に、我々に対する忠告や、何か大きな問題が発生した事態の深刻さを感じるというよりも、この街に来てずっと彼に引っ掻き回されている、そして今から始まるこのことも、そうでないかという不信感だけが、強く私を覆った。








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