きみがいないこの世界は
しずかだね
きみのいないこの世界は
しずかだな
きみの声はもう聞けない
人って案外弱くて
人って案外脆くて
感情なんてなかったらさ
もっと強くなれたのかな
苦しみの重みに
苦しみに墜ちて
苦しみに消えて
苦しみになんて
あぁ
きみがいないこの世界は
まるで雨に溺れたわたし、みたいだね
しずかだね
きみのいないこの世界は
しずかだわ
きみの声忘れないように
人って案外恐くて
人って案外強くて
感情なんて要らなかった
だから声を覚えていたい
悲しみの重みに
悲しみに墜ちて
悲しみに消えて
悲しみになんて
あぁ
きみがいないこの世界は
まるで雪に溶けたわたし、みたいだね
しずかだね
ぼくもいないこの世界は
しずかだな
きみを探し宇宙を駆ける
人って案外弱くて
人って案外甘くて
感情すらも捨ててしまう
きみの記憶は胸の深くに
楽しみの重みに
楽しみに墜ちて
楽しみに消えて
楽しみになんて
あぁ
きみがいるこの宇宙の上
まるで雲に溶けたわたし、みたいだね