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No.2 「ありがとうを かみしめて」

3日間意識を与えてもらえることを、約束した。秘密は厳守することを 守り抜く。

これからのことを会話で演技する。

3日目の夜・・・・・息をひきとる。



次の日

病室のカーテンの隙間から差し込む光で、眼を開く。

あーあれは、夢じゃない本物の神様からの呼び出しなんだ、と改めた。


神『淳平、このやり取りは告げてはならぬぞ、善いな』

と頭の上からささやかれた。


久しぶりの意識があることが新鮮で、カーテンの隙間の光に目を開ける。

淳平「あーあーっ」

声を確かめる。

眠り続け2ケ月、意識に感謝があふれている。


すると

「スースートン」(スライド・ドアの音)母が入室する。

母「淳平」

手を握り、何度も呼称している中、ぎゅっと 握り返した。



ハッ とし 涙を浮かばせる、

母「意識戻ったのね、よかった」

淳平「母さん、ありがとう、それが言いたかった」

母「何、言ってるの最後みたいに」

涙声の濁った声が響く。

淳平「うん、そーじゃなくて不安だったから思わず」

と誤魔化した。父も病室に来た。

父「淳平早く元気になれ」

淳平「父さん、ありがとう」

それ以上言えなくて、眠るふりをした。父は沈黙し 病室を後にした。



両親には申し訳ない心はずぶ濡れを、全部吸収し、これから一緒に生活できるような明るい未来を会話で演技をした。



2日間が経過し約束の3日目の夜。淳平は、息を引き取る。











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