20話 ヨーグルト
クリスさんと別れて、薬師ギルドの部屋で下級ポーション作り。
もう慣れました。
ベテランとは言いませんが上手くなったものです。
クリスさんから精神的なダメージを受けていても正確に作れましたよ。
上級者用の錬金釜、買ってしまいましょうか。
でも、お金が足りないかもしれませんしね、お店に一度見に行ってきたほうがいいのかもしれません。
それに上級ポーションの薬草も買うのか、採取しに行くなどしないと手持ちがありません。
うーん、どうしよう。
レベルも上げたいし、明日、採取に行きましょう。
夕食を食堂に食べに行きます。
パン二枚はアイテムボックスに、今日はごはんが食べたいのでこそこそしながらおにぎり二個とインスタントの味噌汁を購入します。
食堂で出る塩味のスープですが、薄味なので、インスタントの味噌汁を入れても大丈夫でしょう。
うん、ちょっと塩味が濃いけど久しぶりの味噌汁です。
おいしい。
おにぎりは昆布とツナマヨ。
味わって食べます。
ごちそうさま。
部屋に行き、自分に浄化の魔法をかける。
そして、デパートでショッピング。
二日後のデートに着ていく服を選びます。
この世界でも違和感のないものがいいですよね。
地味で無地なワンピースを選びます。
目立たないかな?
大丈夫?
自問自答です。
うん、これなら大丈夫かな。
購入。
デート楽しみです。
だって初めてだから。
地球でもしたことがなかったですからね。
まだ、二日前なのにドキドキですよ。
クリスさんは罪作りですね。
モブを意味なく興奮させる悪い人です。
勘違いしないように気を付けます。
朝が来ました。
食堂は?
行列があります。
待っているお客さんがいるので素早くスタンバイ。
あれ、迷ってますね。
ん、2個買うのですか?
次の方は4個。
さすがに持ちにくそうですね、スーパーの袋もつけてあげます。
「ひどいじゃないか。何故こんなに種類があるんだ。今日は、銀貨2枚しか持ってきていないのに」
クレームがきました。
だって昨日と同じヨーグルトだと飽きますよね。
種類豊富だと嬉しいかと思いまして、明日も同じように売りますよ?
ミックスフルーツヨーグルトとアロエヨーグルト、イチゴヨーグルトとブルーベリーヨーグルト。
みんな違ってみんないい。
明日も同じように並べられるならいい?
納得されました。
いろいろ迷われたようですが、アロエヨーグルトを買われて満足されています。
反省。
昨日は一種類しかなかったので迷われなかったのですが、今日はいろいろ売ってみました。
告知すべきだったかもしれません。
あ、後ろで並んでいる方々がホッとした顔をされてます。
自分たちが買う前に売り切れるんじゃないかと心配していたようです。
あ、たくさん買われた方は?
家族のおみやげにする?
まぁ、ヨーグルトですからね。
もともと発酵食品ですから、真夏でない今なら、常温でも開封しなければ多少の時間なら大丈夫ですよ。
でも、なるべく冷たいところで保存してくださいね。
注意はしておきます。
だってこの世界の言葉は地球の言葉と違いますから、ヨーグルトに書いてある文字も読めないでしょうし。
しかし、毎朝これでは困りますね。
自動で販売できるシステムが必要かもしれません。
何か考えないと。
買い取りカウンターに下級ポーションの買い取りをお願いします。
金貨12枚。
多いのですが、上級ポーションだともっと多い。
期待が膨らみます。
さぁ、用事も済みましたし、魔道具屋へ行きましょう。




