プロローグ
初めて小説を書きました。1週間に1回投稿しようと思います。よかったら楽しんでいってください。
俺の名前は朝田ダイチ、バドミントンが大好き普通の高校2年生である。
最近学校に行きたくないのである。
べつに誰れかにいじめられている訳でもない、友達がいないという訳でもない。部活でやっているバドミントンだって楽しい。
じゃなんで学校に行きたくないかって?
それは、学校の授業で先生に当てられたくないからである!
ある意味学校に行きたくない理由の中でも贅沢な悩みである。
昔は授業で当てられるのもそんなに嫌という訳ではなかった。だがあることをきっかけに嫌になったのである。
それは俺が小学6年の頃、あれは今でもーー
「ちょっとダイチ! 独り言言ってないでさっさと行きなさい。遅刻するわよ!」
「あー、分かってるってー行ってきます!」 しまった心の声が出ていたのか恥ずかしい。
そうして俺は家を急いで飛び出し学校に向かう前にいつも行っている家の近くの神社に向かった。
いつも神社に行く理由としては、この面白くない現実世界にいるのは嫌だから異世界に行きたいと神様に毎日学校に行く前に願っているからだ。
そのおかげで俺の微々たる小遣いはこの神社のお賽銭にほとんど消えているのである。
本当に馬鹿なことにをしているが自分の小遣いを犠牲にしてでも異世界に行きたいのである。
でもこの世の中は甘くない、もう神社に通い詰めて4年と2ヶ月と1日経つが全くと言ってこの願いは叶わない……。
そうして今日も祈り終え学校へと向かっていた。
最後まで読んで下さりありがとうございました。次回もよろしくお願いします。