タンクガンナーさんの狩り
フォーレンスカイの塔1F
街からのアクセスも良く、今日も初心者たちと、初心者たちをレベル上げしに来た上級者で賑わっている
「敵のレベルは70、今日は教官二人が倒すから諸君は横からちょっかいを入れてくれ」
「はい、質問いいですか?」
手を上げたのは新入りのアクセル君だ
「許可する」
「僕たちではこのレベル差だと大してダメージを与えられません。ちょっかいに意味はあるんでしょうか?」
アクセル君は真剣だ。なんでも早く強くなって先にプレイしている幼なじみ(女の子)に追い付きたいらしい。
「経験値が増える。だから、積極的に攻撃してくれ。」
「わかりました。頑張ります。」
「炭さん、準備はいい?」
「おけ」
八月二日さんがシンクロ(レベルを特定の人に合わせる)すると、このptの最低レベルの10になった
「八月二日さんはこのレベル差でも壁ができる凄い人です。壁したいひとは、良く見て技を盗んでください。スキル上げも重要ですがね?」
八月二日はsmithyをなにいってんだこいつって目で見た。八月二日の師匠はsmithyである
ただし、ガンナーはやっていない。
八月二日は敵の群れに突っ込んでいった。ウォークライ(複数の敵のヘイトを集める)で16体程度の敵を連れてきた
敵は足の早いガーゴイルから先に来て、足の遅いエクスマキナが後に来る
「アタックアップ、ウォーサイン、豪撃、ダブルアップ、暴虐…」
smithyは攻撃力があがるバフをかけていた。さらに銃を構え、いつでも敵を撃ち抜けるように…
「バレット…サイクロン!!」
スキル名をいいながら引き金をひいた
弾丸の嵐がガーゴイルとエクスマキナを襲う
跡には何も残って居なかった…
「炭さん、もうちょい後に打ってくれる?」
「ふぁい(;><)」
smithyは張り切りすぎてちょっと失敗したのだった