表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あやとり

作者: 大春冬彦

社会問題について詩を書いてみました

古いパラダイムはいつまで続くんだろう

新しくしないと人は変われないだろう


誰かが変えなくてはならない

世の中のあやとり


指を動かせば解決できるかも

糸を切れば解決できるかも

どうするか悩むこともなくなるかも


だがあやとりは難しい

興味を持つ人は少ない

たとえ意見が出てもほどこうとしない


エリートは銀行に慣れ

工員は工場の手順に慣れ

主婦は台所の流しに慣れ

子供は学校に慣れ

そのことで時間は流れていく


流されてみれば当たり前

疑問を感じることなどなかった、と

文明が進んで寿命が長くなった

肉体は楽になった

でも、ベルトコンベアーはベロンとして長いまま

大根はお高くとまって、つんと高い

会社面接の幹部は眼鏡を直して言う質問がきつい

結婚の相手は首を縦に振らない



新しい光明はどこにあるのだろう

政治家のケンケンガクガクのあとだろうか

どこにあるのだろうか

それはどこにもない

だれでもない

それはあなただ




読んでくれてありがとうございました

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ