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主観

本気で面白いアニメを見たいなら

作者: ayasaki12

本気で面白いアニメを見たいなら



 大好きな原作漫画がアニメ化!

 ……昔なら喜べたのに、現在は原作汚すからやめてくれと言ってしまう昨今です。

 実際、よほど人気のある原作で、普通に放送時間帯が人間が起きてる時間でない限り、深夜時間帯の3ヶ月アニメなぞ見る価値は無いと断言できてしまいます。

 ならば、どうすればいいのかと問えば、クラウドファンディングすればいいじゃないかという答えや円盤に頼らない販売方法をと言われます。

 実際私も売れるという自信を持ってから、アニメを考えればいいじゃないかと思います。

 さて、そこから考えるのは、では実際にクラウドファンディングやネット配信だと、どうやって赤字にならずに経営を続けていけるのか? ということです。

 まず考えるのは制作だと期限や製作費(人件費諸々)などはありますが、テレビ放送抜きに考えれば、結構自由に作れます。

 あくまでも公共放送だから必要以上の制限がかけられますからね。

 30分だとか3分だとかでなく、物語に合わせた時間配分も取れるはずです。

 そして、表現に関しても少々過激にしたとしても、公共ではないので、原作が過激な作品でも描写できると考えます。

 実際、テレビになると物語上で必要だと考える残虐・エロ・表現シーンでもカットされて、説得力が無いからつまらなくなるのは結構あります。

 そういった意味も含めて、テレビ放送に関する経費はカットできます。

 昔はメイン視聴者である子供に合わせて、夕方時間帯に放送して視聴率を稼いで・玩具で儲けていましたが、深夜時間帯に視聴率なぞ期待できません。

 ぶっちゃけますが、そんな時間に平気で起きてて、生放送で見る人の財布なぞ大多数は期待できるわけないでしょうが。

 だったら、放送分の経費を製作費に回して、完成度高める方が見てくれる人の満足度高めて口コミ狙うほうが確実です。

 また円盤も不要です。販売時に規制解除やおまけを付けて、必死に売ろうとします。

 ネット配信で様々な映画・ドラマ・アニメが月額数千円で見放題という現代で、一つの作品に同額以上の金額を払う価値があると? という考えです。

 だったら、最初から求める人だけに売る形の予約限定販売にして、赤字にならないようにすればよいのです。

 ちなみに私は円盤に価値を見出せたのは、OVA版ヘルシングのみです。

 原作通りに・完成度を重視・レンタルでは見れない外伝も見れるという、原作大好きな私からすれば、レンタルでなく制作会社にお金を出したい・そして買ってでも見たい作品だったからです。

 ただ、現実的にアニメ制作を決定して、金を出す会社はアニメにどれだけ金出してくれるんでしょうね? 新聞で見ると実際に制作する現場の人の給料が月額5桁なぞ、人間扱いしてくれてませんね。

 海外に国産漫画のアニメ制作投げてる時点で、金しか見ておらず人間を育成することをやめてるのもあります。まあ派遣大国日本ならではですが。

 まず確実に言えるのは、現場の人の給料上げない事には、完成度高めるなんぞ論外です。

 実際に制作に携わる人達の士気が低かったら、完成度以前に制作自体が出来ない可能性が出てきます。やる気のない現場で責任もって仕事を真面目にするわけないんですから。

 さて、話を戻しますが放送料金・円盤製作にかかる金・時間・人件費を差っ引けば、最低でも数百万から一千万単位の金が浮きます。

 同時に自由度は上がりますから、アニメ制作にかかわるハードルは下がります。

 次に本当に大事なのは、人気のある原作を必ず選択することですね。

 当たり前だけど、ちょっと人気のある程度の原作に、金を出す人など稀です。

 ならば、せめて10万人以上が買うほどの原作を選ばないと、金出してくれる人の確率を高められないでしょうが。

 ただでさえ、現代は貧困層が増えているというのに。

 偶に平均貯蓄額とかがテレビで1人当たり100万円以上とかほざきますが、10人中1人が1000万持ってれば、他9人が貯蓄0でも100万です。

 それで日本は大丈夫とか言う政治家がおりましたけどね。

 まあ、そういうのも考えると、人間、好きな物には金を出しますが、大して興味を持たないものなら1円だって出しません。娯楽は大事ですが生活を維持するほうが大事です。

 だけど、好きな物なら少々高くても金を出すという考えは、本当に好きなら心の中で何回も考えてしまうもの。

 だから、クラウドファンディングとかで純粋に制作費だけで考えると、1話当たり5000万あれば原作ファンが納得いくほどの完成度も含めて出来ないかな? と考えます。

 出来れば1口当たり1万円にして、寄付者には早期視聴権・スタッフロールに援助者名など、他お金を掛けずに出資者・視聴者の満足度を高める方法を加えたらどうかなとも考えます。

 出来れば複数口寄付してくれる人を何人も期待したいところですが(笑)

 それで、製作費が賄えられるなら、1話だけでもアニメ化にふさわしい作品であり、賄えなければアニメにできるほどの作品じゃなかったという考えも有りかなと思います。

 まあ、満額でなくて、ある程度金額が集まるなら、そこは残りを会社が出して、勝負するってのも選択です。

 少なくとも、大損することは無いと判断できます。

 経営というより、まず制作する段階で考えるという内容になりましたが、貴方はどう考えますか?

 または、本気でアニメで見たいと思った作品なら、お金でなくても、アニメ制作に協力したいと思ったことはありませんか?

 署名だけなら書いてくれますか? SNSなら呟いたり、いいね押してくれますか?

 宜しければ、貴方が考える方法教えていただけると幸いです。


 ちなみに個人的にOVAでアニメにしてほしいのは、「乙嫁語り」・「憂国のモリアーティ」とかです。

 「海賊と呼ばれた男」も漫画版なら、半年クールで夜9時に1時間アニメやらないかなとか思ったりします。

 まあ、無茶苦茶ですが。

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