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アイシテル  作者: 「りんご」改め「みかんもも」
1/4

#1

読んで頂けると嬉しいです。

海沿いの会社。中小企業ではあるものの、日織の勤める会社は今のところ右肩上がり。

この地域は海が近くて、子供の頃から潮風が吹くと、自転車がよく錆びついた。だけど、小さな頃からこの潮風を嗅いで育ったから、日織はあえて、そんな風を浴びながら自転車でツーリングするのが学生時代、お気に入りだった。

そうして、この日も海沿いを歩く。


ざーっ…



ざーっ……


ここは海沿いとはいうものの、よく耳にするような辺鄙な雰囲気の街ではない。むしろ逆で、小学校高学年の頃にできた高速道路で、人が行き来する。何より、工業から大きな変化を経て作られたテーマパークや、商業施設で、見違えるように客足が伸び、ここまで発展した。だから、この不景気の中、高校を卒業したくらいでこの会社に就職できたのだろう。




「え、結婚?」

日織は‟祥子さん‟に目を丸くして聞き返した。

日織が座る夕食のテーブルに、‟育ての親”、祥子さんは座って言った。

「そうよ、あなたもう27じゃないの、そろそろ本気で考えないと、後悔するわよ」

「また?」


‟また‟。

そう言うのは、お見合いを3回すっぽかし、1回だけ会ってお見合いした経験から出た言葉。

「勘弁してよ、もう…」

箸を置いて、頭を掻く日織。


ひょっとすると数日間投稿の更新ができないかもしれません。

御ご了承ください。


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