いつもの日常
―――ピッピーーー!!!
っしゃぁぁぉぁぁぁ!!!!
一瞬会場が静まり返ったあと、一気に歓喜の声が上がる
これは香川での県大会で俺らの高校、柳生高等学校、通称❜❜やじゅう高校❜❜が最後、エース、俺、梅田晶のスパイクによって強豪校の相手に勝ち、県大会を優勝したのだ
会場は一気に盛り上がる
「よっしゃーーー!」
「よかった!良かったよー涙」
と喜んで泣いているやつもいれば
「勝った…かっ…た」
「おまえ…たおれるん…じゃ…ねぇ……」
など疲れてて今にも寝そうな奴もいる
俺はチームと一緒に喜んでたら一人の少女が俺等のいるコートにやってきた
彼女の名前は久保島凜音、俺たち男子バレー部のマネージャーでもあり、俺の初恋の人でもある
「あきらぁぁ!!すごくかっこよかったよ!!なんか、こう…ドドドドド!っと走ってスパッ!!!って打ってバァーンってコートに落ちて――」
「何言ってるのか全然わからねぇぞ、お前の語彙力は小学生以下か?あ、小学生以下だったな」
「はぁ~!?ちょっと晶!さらっと私のこと馬鹿にしたでしょ!」
「だって本当のことじゃ〜ん、今ときの高校生でそんな低知能な語彙を使ってるやつなんて見たことねぇわ」
「それだけ県大優勝したことが凄かったからでしょー!」
な~んていつものように俺が凜音をからかっていると
「ガバッ!」
「イテッ!」
と俺と凜音の頭のうえに拳が落ちてきた
俺は自分はいいとしてよくも凜音のことをぶん殴ったなみたいに振り返ったら青筋をピキピキと浮き出てる主将の斎藤和樹が2人を笑顔で(目は笑ってない)みてて
「君たち、喧嘩してる場合?片付けあるから手伝いに行こっか」
「…は…はい…」
「…ごめんね…」
みたいに怒られた
いや和樹怖すぎん!? 俺は急いでみんなを手伝いに戻ろうとすると凜音が
「この部活も私いなくても大丈夫かな〜」
みたいに言ってて俺が辞めんのかよみたいに聞いたら
「いいや!それだけみんなが成長したんだなって感動してただけだよ!」
みたいに言っておりまぁいつものことだしほっておいてしまった
帰りのバスは疲労が溜まりすぎて寝てしまったため記憶にない
次の日ぶか




