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しょぼくない  作者: 何故
9/21

不可抗力って言い訳?

まず弁明がしたい。誰に対して言ってるわけじゃないけど。まず僕は朝変な夢を見た。その後が色々と面倒になって、軽く食べてトイレに籠った。それでまた眠くなって昼寝した。そんで何回か目が覚めながらもまた寝た。

そして現時刻はというと、六時を過ぎていた。そう、寝過ごした。気付いたらこんな時間だった。決して会いたくなかったわけじゃない。むしろ会いたいぐらいだった。礼が気になるし。そんでもって生理現象に抗えなくて寝た。ここまでは良いだろう。いや全く良くないが。うん、まあでも過ぎた事は悔やんでも仕方ないか。うん、諦めよう。じゃあどうしよこの金。




さて、真面目にどうしようか。せっかく預けられたのに、こんなのはどういうことかね。まったく、いつもこうだ。こういう時はいつも何かしらですっぽかしてしまう。ホントどうしようもないな。まあ一旦無駄骨だろうけど、行ってみようかな。でもいないだろうしなあ。無駄になるのは面倒だなぁ。でもまあ自分が悪いし、行くか。


運が良いのか悪いのか、空がいなかった。そして母さんは料理中で台所から出て来ない。父さんも外出中だし、本当に運が良い。さっと着替えてアタッシュケースを持った。自宅でコソコソとするのは、やっぱり変な気持ちになる。ちょっとコンビニに行って来ると言って、そそくさと外に出た。寝起きの上、暖かいベットの中にいたから、外の気温はかなり体を震わした。もうとっくに日は落ちていた。そのせいで気温も日中より落ちている。当然寒い。けどそれを我慢して辺りを見回す。誰もいない。当然だ、休日のこんな時間にいるのが珍しい。ひとまずスーツの男と出会った場所に向かう。キョロキョロと見回しながら進む。そしてすぐに角を曲がる。

どこかのアニメみたいに角を曲がってバッタリと、なんてワケも無く、角の先には人影すら無い。車の走る音だけが、ただ流れている。やっぱりか。そんな事があるとは思ってはいないワケではなかったが、やはり無駄だったか。まあ仕方がない事だ。さっさと諦めて帰るか。ここで踵を返したら後ろから呼び止める声でもあるのかなと少し期待したが、やはり無駄だった。本当に期待するだけ無駄だった。無駄無駄。こんな事を考えるだけ無駄。無駄は嫌いだ。だから出たくなかったんだ。色々と考えても、結局は意味が無いんだから。本当に馬鹿だ。全部自分のせいなんだから。自業自得、本当にそうだ。結局自分が損しただけ。スーツの人にも迷惑をかけた。

いや、こんな人間に預けたあの人の方が悪いだろ。というかいきなりこんなモン渡す方が常識外れだろ。うん、悪くないな。そもそもそんな状況になったあの人にも責任があるからな。僕は悪くない。

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