食傷のユリア
自分が経験した怪我しか治せない治癒者ユリアは、その特性を利用し、自らを痛めつけ続けながら治癒者としての地位を確立していく。
血の滲む様な努力の末、魔法が極まってしまった彼は、治せない傷や怪我がついに無くなり、老いや死さえも克服してしまった。
不老不死を過ごし、精神が枯れ死んだ彼の前に現れたのは、記憶を操る魔族テラだった。彼女は彼に、「記憶を全部消してあげる、それでまた君はマトモに生きられる」と言う。
血の滲む様な努力の末、魔法が極まってしまった彼は、治せない傷や怪我がついに無くなり、老いや死さえも克服してしまった。
不老不死を過ごし、精神が枯れ死んだ彼の前に現れたのは、記憶を操る魔族テラだった。彼女は彼に、「記憶を全部消してあげる、それでまた君はマトモに生きられる」と言う。