表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/22

⭕ 閑古鳥は絶好調


マオ

「 はぁ~~~~ひまだぁ~~~~ 」


セロフィート

「 ……………… 」


マオ

「 はぁ~~~ひまだなぁ~~~~ 」


セロフィート

「 ……………… 」


マオ

「 はぁ~~ひまだよぉ~~~~ 」


セロフィート

「 ……………… 」


マオ

「 ………………なんだんまりなんだよっ!!

  なんえよぉ!!

  セロっ!! 」


セロフィート

「 …………………………はい?

  なにいました? 」


マオ

なにが『 はい? 』だよぉ!!

  ぜんこえてるくせにぃ!!

  こえてないフリしてんなよ! 」


セロフィート

おもしろくて……つい♪ 」


マオ

なにが『 つい♪ 』だよ!

  ワザとらしいんだよ! 」


セロフィート

「 マオもいっしょみましょう 」


 セロはっているほんひょうをオレにせながらほほんでくれる。


 くぅぅぅう…………キュンってするぅ♥️


 オレにほんちからいのをっててってるんだよ、セロは! 


マオ

「 セロぉ~~~~! 」


セロフィート

「 はいはい。

  マオはむのがにがでしたね。

  ふふふ… 」


マオ

なんうれしそうにわらうんだよ~~ 」


セロフィート

「 マオ、ジャムをつくってはどうです? 」


マオ

「 とっくにつくきてるよ!

  セロがようしてくれたビンれたし、でもりにせるぞ 」


セロフィート

「 マオがつくったジャムをりにすわけないでしょう。

  ワタシせんようです 」


マオ

なんでだよぉ~~~ 」


セロフィート

「 マオのづくりはすべてワタシのものです。

  とうぜんでしょう 」


マオ

「 セロぉ~~~どくせんよくつよぎるよ…(////)」


セロフィート

なにいますか。

  きみはワタシだけのマオです。

  かくしてください 」


マオ

かくはしてるよ… 」


セロフィート

「 それならうれしそうにしてください。

  ワタシはマオをひとめしたいだけです。

  まんそうなかおをします? 」


マオ

「 セロ……(////)

  オレもセロをひとめしたいよ 」


セロフィート

「 してるじゃないですか 」


 なんてってくれるセロのすでにオレではなくてほんいている。


マオ

「 オレをえよぉ!!

  もうっ! 」


セロフィート

「 マオ、ジャムにもしゅるいがありますし、ワタシのためつくってください。

  くだもの(フルーツ)さい(ベジタブル)はなびら(フラワー)やくそう(ハーブ)いくらでもれますし 」


マオ

「 オレをジャムけにするつもりかよ… 」


セロフィート

「 ≪ ダンジョン ≫もあります。

  あそんでてはどうです? 」


マオ

「 1はいってもまらないだろぉ~~ 」


セロフィート

「 ジャムづくりもいや、≪ ダンジョン ≫であそぶのもいや…。

  マオはままさん~~~♪♪ 」


マオ

うたわなくていいから!(////)

  だいたいさぁ、こんなにゆきってるきゃくなんてやしないよ。

  ほんみにわざ(わざ)やまおくほんきなんてないって…… 」


セロフィート

「 マオ、なにごとけないことです。

  ぶんからのうせいつぶしてどうします 」


マオ

なんのうせいだよ…。

  ブックカフェをかいてんしてはんとしつのにだれやしないじゃないか~~ 」


セロフィート

「 3しゅうかんまえたでしょう 」


マオ

「 あれはきゃくじゃなくてさんぞくだろが!! 」


セロフィート

「 そのりにみずさかなのようにたのしんでましたよ、さんぞくり 」


マオ

「 それはていしないけどさ…(////)

  さんぞくどもんでたたからぜんかいしゅうしたからふところうるおったけど…… 」


セロフィート

「 1のこさずボコボコにするひつようありました?

  ねむらせてしまえばかったのに… 」


マオ

うっぷんらしもひつようなんだよ!

  ガスきだよ、ガスき~~。

  さん(ざん)あくしてヤツなんだから、かるいたけたってかまわないだろ?

  ころしてないんだしさ 」


セロフィート

ごとはんごろしでしたね。

  むしいきでしたけど… 」


マオ

しょうもとくるときもあったよ。

  にんずうおおかったしな… 」


セロフィート

「 おや、にんずうにしますか 」


マオ

「 うぅ…… 」


セロフィート

「 ふふふ…。

  ──マオ、そろそろゆう(ディ)しょく(ナー)にしましょう 」


マオ

「 もうそんなかんなんだ?

  はぁ~~~~けっきょく今日きょうだれなかったなぁ~~。

  セロ、チラシでもつくってくばるか? 」


セロフィート

「 マオ、ひっそり──とったでしょう。

  せんでんしてどうします。

  いそがしくなっては “ ひっそり ” のがなくなります 」


マオ

「 えぇ~~~~。

  …………そんなんじゃあ、いっしょうだれないかもじゃんか! 」


セロフィート

「 コンセプトはかくてきなブックカフェです。

  マオは──、ワタシと2りでごせるのがいやです? 」


マオ

「 そんなことってないだろ!!

  ゆう(ディ)しょく(ナー)りょうつくるからってろ 」


セロフィート

「 は~~い♪ 」


 セロのへんなかめてたら、エプロンをくびからける。


 カウンターのよこからちゅうぼうはいる。


 こんばんなにつくってやろうかな?

◎ 訂正しました。

   “ ひっそり” の ─→ “ ひっそり ” の

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ