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⭕ キノコドラゴン狩り 2


 セロのったけっかいなかはいっているゴロツキたちからかあらわれたキノコドラゴンにおどろいてめいげている。


 げたくてもえないかべはばまれてげられないゴロツキたちは、るにえないパニックじょうたいとなっている。


 あぁ……あまりのきょうだいおとしっ(おも)きん(らし)してるヤツるじゃん……。


セロフィート

けっかいひろげましょう。

  キノコドラゴンをりにします 」


マオ

「 うん……。

  らないんだな 」


 けんってたけど使つかわなかったな…。


 セロがひろげたけっかいなかつぎ(つぎ)はいってくキノコドラゴンは、ぱだかにんげんけてはしるとおおきなくちけては、にんげんひとくちべる。


 ゴロツキたちがキノコドラゴンにつぎ(つぎ)しょくされてく。


 めんちかくの()くさにゴロツキたちきたないっている。


 ひたすらキノコドラゴンにべられるゴロツキたちようまさごくだ。


 おないのがやまれるよ…。


セロフィート

エサべているときほうばさないようですね 」


マオ

「 そうみたいだな 」


セロフィート

「 マオ、けっかいなかはいってキノコドラゴンをこうげきしててください 」


マオ

「 はぁ?!

  オレぇ!? 」


セロフィート

「 マオしかないでしょう。

  そのけんかざりです? 」


マオ

かざりじゃないけど…… 」


セロフィート

「 マオ、おねがいします。

  ──こうげきするキノコドラゴンは1たいだけにしてください。

  こうげきるだけかるくしてください。

  ほうばすところたいのでちがってもころさないように 」


マオ

かったよ…… 」


 ちゅうもんおおいセロのために、オレはなおけっかいかってあるく。


 さやからあいけんいたオレは、あいけんかまえると1たいのキノコドラゴンへねらいをさだめてかった!


 いや、ちがうな。


 キノコドラゴンのなかあいけんしたんだ。


 あいけんしたことで、いたがったのかキノコドラゴンはごえげる。


 なかキノコからたいりょうほうばされた。


 1たいのキノコドラゴンがなかキノコからほうばすと、ほかのキノコドラゴンもなかキノコからほうばしはじめた。


 たいりょうほうけっかいなかひろがる。


 ほうけっかいそとにはていかない。


 けっかいなかじゅうまんしたほうぱだかのゴロツキたちんでいる。


 しんたい(からだ)にもほうようしゃなくちゃくしていく。


セロフィート

すごりょうほうですね 」


マオ

「 そだな…… 」


 セロ……けっかいなかはいってたんだよ。


セロフィート

「 これでにんげんがキノコンへへんぼうするしゅんかんれますね 」


マオ

「 そだな…… 」


 けっかいなかではすでエサの──もといゴロツキたちしんたい(からだ)へんあらわれていた!!


 キノコドラゴンがばしたたいりょうほうたいないんだり、ぜんしんちゃくさせたしんたい(からだ)だいにブクブクとふくがっていく。


 まるでたいないふっとうでもきてるみたいだ。


 ブクブク,ボコボコとはだじょうなぐらいふくがって、もとにんげんだとおもえないぐらいのさんじょうむかえたあとしゅうしゅくしてしんたい(からだ)がキノコかいぶつ(モンスター)わっていた。


 にんげんがキノコンへへんぼうするしゅんかんをオレはガッツリともくげきしてしまった。


 けっこうエグいへんぼうかただった……。


セロフィート

「 マオ、ました?

  にんげんがキノコンへへんぼうするしゅんかんを! 」


マオ

「 お、おぅ……。

  ガッツリちゃったよ…。

  にんげん身体からだってふうふくれたりするんだな?

  だったな… 」


セロフィート

じつきょうぶかげんしょうです。

  もっとかんさつしたいです。

  キノコドラゴンとキノコンをワタシのじっけんしつてんさせます 」


マオ

ぜんか? 」


セロフィート

もちろんです。

  〈 (げんしつ)(みなもと) 〉でこうせいしてもはいしないにくたいしかようません。

  きているキノコドラゴンもキノコンもちょうじっけんたいです。

  はんしょくもさせたいですし 」


マオ

はんしょくって……。

  マジでってるのかよ… 」


セロフィート

もちろんです。

  はんしょくせいこうすればじっけんたいゆうしなくなります 」


マオ

「 それはそうだろうけど……。

  こんかいほんかくてきだな? 」


セロフィート

「 キノコドラゴンのなかえているキノコじんちくがいしょくようキノコれば、てんこうこうせつゆうされずにさま(ざま)しゅるいキノコたいりょうさいばいるようになります。

  せいえたキノコンを調ちょうきょうし、しつければ使ようにんとしてようるかもれません 」


マオ

「 セロ……。

  べつにキノコドラゴンとキノコンをあくようしようとしてるわけじゃないんだな? 」


セロフィート

「 はい?

  マオはあくようしてほしいです? 」


マオ

「 そんなわけないだろ!

  へいてきようするつもりでいるならオレはめないよ 」


セロフィート

「 マオはキノコきでしょう。

  キノコりょうまいにちべれるるのをたのしみにしていてください 」


マオ

「 セロ……オレのために??

  セロぉ~~~♥️ 」


 オレはうれしくてセロのこしいた。


 キノコきのオレのためにセロはキノコドラゴンをつかまえてくれたんだな!


 セロはけっかいなかるキノコドラゴンとキノコンをてんさせるためほう(マジカル)じん(サークル)はつどうさせた。


 けっかいなかいっしゅんカラっぽになっていた。


セロフィート

「 マオ、ワタシたちかえりましょう 」


マオ

「 そ…そうだな 」


 “ り ” ってほどりなんてしてないけど──、セロといっしょにブックカフェへかえことになった。

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