表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
☀「 セロ 」もしも、マオとセロフィートがブックカフェを始めたら……。  作者: 雪*苺
【 三ヵ月後 】やっぱり客の来ないブックカフェ
14/22

⭕ お客様は実験台? 4


セロフィート

「 ヒストリスさん、≪ ケイラーム(まち) ≫で1ばんはやはやうまきんきゅうほうこくしょとどけさせても、≪ おう ≫へのさいたんルートをえらんでも4かります。

  きんきゅうほうこくしょおうこくだんちょうわたったとしても、だんちょうどくだんそうさくたいきゅうじょたいへんせいさせて、けんじゅんととのわせることたとしても、だんちょうけんげんで≪ おう ≫からけんさせることないでしょう。

  おうこくだんあるじこくおうです。

  こくおうからきょりなければ、そうさくたいきゅうじょたいけんかないません。

  かりこくおうからけんさせるきょりたとしても≪ おう ≫から≪ ケイラーム(まち) ≫へとうちゃくするまでついやすにっすうはやくても1しゅうかんです。

  7じょうってとうちゃくしてはせいぞんしゃそうさくません。

  調ちょうたいいんたいかいしゅうぎょうをすることになります。

  ちがいますか? 」


王国騎士団員:ヒストリス

「 ………………たしかに……そのとおり…だな…… 」


マオ

「 ヒストリスさん…… 」


セロフィート

きんきゅうほうこくしょとどけたいならはやうまよりかくじつはやいワタシのでんしょばとしましょう。

  でんしょばとなら≪ おうまでかりません 」


ヒストリス

「 あ……がとう!

  それはたすかる!! 」


セロフィート

でんしょばとれてます。

  せんようつつようします。

  きんきゅうほうこくしょつつなかれてください。

  あしけてばしましょう 」


 そうったセロはいったんてんないからったセロは、しろでんしょばとれてもどってた。


 でんしょばとえば、とうぜんつうサイズのちいさなはとだとおもっていたけど、セロがれてでんしょばとひとなかれるぐらいおおきかった。


 ことないおおきさのでんしょばとて、ヒストリスさんもことうしなうぐらいおどろいている。


 たしかにしあわせをしょうちょうするしろはとではあるけれど……デカぎぃ~~~!!


セロフィート

でんしょばとのクッポーです。

  クッポーとちんしゅはとです。

  くびでんしょばとだとかるメダルをけてます。

  流石さすがこうげきはされないでしょう 」


王国騎士団員:ヒストリス

「 あ……あぁ……。

  それならぶんだいじょうかとおもう…… 」


マオ

「 セロ……かりにだけどさ、おうこくだんがクッポーをかいぶつ(モンスター)だとはんだんしてこうげきしてたら……どうなるんだ?

  クッポー、きんきゅうほうこくしょとどけるまえんじゃうんじゃ…… 」


セロフィート

「 クッポーはにませんよ。

  メダルにはこうげきこうするほう(マジック)けてます。

  けたこうげきは10ばいにしてかえすようになってます 」


マオ

こうげきかえひつようはないんじゃないかな? 」


セロフィート

「 マオ、ぼうぎょさいだいこうげきですよ。

  あらゆるしょうがいはいじょし、あんぜんすみやかにきんきゅうほうこくしょとどけるためにはひつようです。

  クッポーをこうげきしなければいだけですし 」


マオ

あんしかないんだけど…… 」


セロフィート

「 ヒストリスさん、このつつきんきゅうほうこくしょれてください 」


 そうったセロはクッポーのあしいているまるじょうつつのフタをけた。


 しょうじょうまるめてれるみたいに、ヒストリスさんはきんきゅうほうこくしょつつなかれた。


 ヒストリスさんもあんそうなひょうじょうをしている。


 セロがつつのフタをめて、フタがかないようにカンヌキじょうカギじょうした。


 でんしょばといっぱんてきはとどうようこえで「 クルッポー 」ときながらづくろいしている。


 わいいちゃあ…わいいんだけどなぁ……。


 セロがてんないりょうとびらのドアをけると、でんしょばとゆうつばさをバサッ──とひろげるとちからづよつばさばたかせながらぞらってった。


 デカいのにべるんだな~~。


 でんしょばとおくったセロはりょうとびらのドアをめるとかぎけた。


セロフィート

じゅん調ちょうならゆうこくには≪ おう ≫へとうちゃくします 」


マオ

明日あしたゆうこくって、はやいじゃん!

  はやうまたちがないじゃん… 」


セロフィート

じょうじょうくうちがいです。

  じょうではかいぶつ(モンスター)とのそうぐうけられませんし、とうぞくおそわれるデメリットもあります。

  くんれんされているはやうまでもちゅうやすませるひつようもありますし、しょくすいみんかせません。

  てんこうにもゆうされやすいです。

  じょうはイレギュラーのほうですからかんかります 」


マオ

「 でもさじょうくうでもかいぶつ(モンスター)そうぐうするじゃんか。

  てんこうにもゆうされるんじゃないか? 」


セロフィート

「 そのためのクッポーです。

  クッポーはけんかんのうりょうようたかちょうるいです。

  あんぜんさいたんこうんでくれます 」


マオ

「 そうなんだ…。

  クッポーってすごはとなんだな 」


セロフィート

「 ──ヒストリスさん、調ちょうたいいんそうさくなら、マオとワタシがきょうりょくします 」


王国騎士団員:ヒストリス

いのか?! 」


セロフィート

もちろんです。

  マオとワタシはもとひとたちよりもりやまくわしいです。

  マオはけんかいぶつ(モンスター)退たいれています。

  ワタシもほう(マジック)使つかえますし、ヒストリスさんをえいます 」


王国騎士団員:ヒストリス

「 それは……がたもうだが…。

  まであまえてもいものか…… 」


セロフィート

「 ヒストリスさん、こまったときたがさまでしょう?

  いっこくあらそきんきゅうたいなのですから、たよれるあいそばときすなたよっていのです。

  さきほどいましたけど、≪ おう ≫からそうさくたいきゅうじょたいとうちゃくっていてはおくれです。

  めんやプライド,けんしんゆうせんしてこだわっていては、たすけられるはずたいせつなかたすけられません。

  ときにはべられたつかゆうひつようです。

  ヒストリスさんは調ちょうたいなかたすけられるかもれないのうせいとチャンスをみずかそこぬまてるようなしゃですか? 」


マオ

「 セロ…… 」


 おぃおぃおぃ!!


 いったいぜんたいどうしちゃったんだよ、オレのセロはぁ!!


 ひとだすけするのがだれよりもきらいなセロが、ヒストリスさんをたすけようとしてくれている??


 あのセロが──、みずかにん(ヒストリ)げん(スさん)すくいのべてるよぉぉぉぉお!!


 セロぉ~~~~~~!!


 オレ……いちゃうほどいまもうれつうれしいよぉ!!


 かんげきしてる…………セロのやさしさにかんどうしてる……。


 ちなみにセロのこといたヒストリスさんは、なおにセロがしているってくれた。


 セロがうれしそうにヒストリスさんへほほんでいる。


 セロのはいこうかがやいてえてるのは、さっかくなのかな??


 セロがまでぜんてしてくれたんだから、きてるじょうたい調ちょうたいいんきゅうじょたらいんだけどな……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ