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海の街  作者: トキン
9/10

就寝前

 なんとなくで終わったけど、どこか引っかかってもう一度考える。

 ベットの上は、考え事をするのに丁度いい。

 海。うみ、海。

 落ち着いて、最近の自分の思考の流れをもう一度整理した。


散歩に行った。

大通りやショッピングモールにも行ったけど、関係なし。

駅まで行った。

窓のないビルの壁を見た。

 あ、この時一度、海がどうとか考えてたな。

 そのあとすぐに忘れたけど。

早歩き。

ショッピングモールの壁。

日曜終わり。

二限の休み時間。海のことを考え始める。

三限の休み時間。上林から海のことを聞いて納得。

 THE END


 昨日の段階で一回、海を意識していたことを忘れてた。まあそんなものだったのだろう。

 眠くなってきた。

 寝る。

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