第7話コンストラクティコンズとの戦い(後編)
ミックスマスター)「野郎どもやるぞー!」(コンストラクティコンズ)「おおお!」(オプティマス)「一体何をするつもりなのだ…」オプティマスは不安に襲われそれが的中するようにコンストラクティコンズ達は一ヶ所に集まりビーグルモードになるとさらに変形しだしスカベンジャーがミックスマスターを吸い込むように合体しオーバーロードが合体したことにより上半身のような体になったスカベンジャーの下半身の部分になりランページ、スクラッパー、ハイタワー、ロングハウルはそれぞれ手足になりそしてミックスマスターが神話の怪物のような顔になり一つの巨大な生物になったのだ。(ティラ)「ちょっと何よあいつ!」(ラチェット)「まさかこいつらがこんなことをできるとは…」(バンブルビー)「ねぇ、これってデバステータに似てない…?」(エド)「デバステータ?」(ホットロッド)「サイバトロン星の神話に出てくる怪物のことだ。姿形といいまるで瓜二つの姿だ。」デバステータは咆哮をあげるとオートボット達を無視して街に向かって行った。(ドリフト)「不味い街に向かっている!」(シェーラ)「そんなどうしてよ!?」(ホイルジャック)「おそらくじゃが、獣としての本能が奴を街に呼び寄せてんるんじゃろ。」(ティラ)「だったら街の人を避難させないと!」街には沢山の市民がいるそんな所にデバステータが現れたら大惨事になるのは目に見えている。オートボット達はすぐさまデバステータを追跡した。デバステータは街に入るや否や破壊を始めた。(市民)「ば、化物だ!」(市民)「にげろー!!」市民達は突然現れたデバステータに恐怖し逃げ出した。(バンブルビー)「ねぇ、あいつもしかして女王を狙ってるんじゃない!」(シェーラ)「そんな!お母様を助けてオプティマス!」(オプティマス)「当然だ。君の母上は必ず助ける!」オートボット達は正面からデバステータに攻撃したが硬い装甲に守られているためびくともしていなかった。(クロームドーム)「ここは我々にお任せを!」(ウィンドブレード)「私達ジェットロンの力を見せつけてやります!」そういってウィンドブレード、クロームドーム、メタルホーク達ジェットロンがビーグルモードでデバステータに攻撃した。しかしその攻撃も効果はなかった。するとデバステータは体中からミサイルを出した。(メタルホーク)「うわぁー!」(クロームドーム)「ぐわぁー!」(ウィンドブレード)「キャアア!」ジェットロン達はそれをくらい墜落してしまった。(ウルトラマグナス)「メタルホーク!クロームドーム!ウィンドブレード!」(サイドスワイプ)!ちくしょう!よくもやりやがったな!」(ジャズ)「よすんだサイドスワイプ!正面から挑むな!」(サイドスワイプ)「じゃあ!どうすりゃ!」(オプティマス)「私が何とかする!その間に皆は安全なところに!」そういってオプティマスは城に向かうデバステータの後を追いかけた。(エド)「シェーラ、俺達は安全なところに…」(シェーラ)「私やっぱりお母様のところに行く!」そう言うとシェーラはオプティマスの後を追いかけた。(ティラ)「シェーラ!そっちは危険よ!」ティラは追いかけようとしたがデバステータが投げた瓦礫が道をふさいでしまった。(ティラ)「そんな…こんな時に…」(ホイルジャック)「今はオプティマスを信じるんじゃ。彼ならきっとやり遂げる。」(シェーラ)「そうね…オプティマスはいつだってやってくれるわね。」シェーラはただオプティマスが勝つことを祈った。一方デバステータは城にたどり着き壁を口に吸い込むように破壊し女王はデバステータと対峙した。(ジョーン)「女王陛下!ここは危険です!お逃げに…」(メエリーン)「宰相、あなただけでもお逃げなって下さい。」(ジョーン)「!何をおしゃっているのですか!」(メエリーン)「私が逃げればこの国はディセプティコンの暴力に屈することを意味します。私は国民のためにも決してここを離れません。」メエリーンはあくまでデバステータに立ち向かう覚悟を決めていた。(ジョーン)「陛下…」そしてデバステータは二人を食べようと口を広げよとした。(オプティマス)「ぬおおお!」その時、間一髪オプティマスが間に合いデバステータの頭に飛び乗った。デバステータは振り払おうと暴れるがオプティマスはしっかり掴んでいるためなかなか離れなかった。しかしデバステータは思いっきりオプティマスを投げ飛ばし彼はそのまま地面に打ち付けられた。(オプティマス)「く、これ以上好きにはさせないぞ!」体にかなりのダメージを負っているもののオプティマスの闘志はその程度では揺るがなかった。その頃シェーラは木陰からオプティマスとデバステータの戦いを見ていてた。(シェーラ)「さすがにオプティマスも体が限界だわ!何か手を打たないと!」するとデバステータは近くにあるオイルをほおばり始めた。元々コンストラクティコンズはかなりのオイル好きで全員が建設車両型もあいまって大量のオイルを飲むのである。(シェーラ)「あのオイル…確か近くに貯蔵庫が…」そこで一計を考えたシェーラはデバステータに前に出た。(シェーラ)「やい!このデカブツ!こっちに来て倒してみろ!」シェーラは貯蔵庫に誘うためにデバステータを挑発た。デバステータはそうとは知らずにシェーラの挑発に乗り彼女を追いかけた。すると目の前に貯蔵庫が見えシェーラは近くに瓦礫に隠れた。デバステータはそんなシェーラに目もくれず目の前にあるオイルを夢中に方張り始め当たり一帯はオイルまみれになった。(シェーラ)「今よオプティマス!あのオイルを銃で撃って!」(オプティマス)「わかった!さあお遊びはここまでだ!」オプティマスは銃でオイルを引火させデバステータは巻き込み大爆発した。(オプティマス)「シェーラ、君のおかげで命を拾いした。」(シェーラ)「当然のことしたまでよ。」すると煙から合体を解除したコンストラクティコンズ達が現れた。」(ロングハウル)「よくもやってくれたんダナ!」(ハイタワー)「あなた達のせいで私の美しい体はボロボロなったではないですか!」(シェーラ)「自業自得ね!これだけ破壊したことに対する報いだと思いなさい!」(ランページ)「なんじゃと!」(オーバーロード)「ちくしょう言わせておけば…!」(スカベンジャー)「このやろうここで八つ裂きにしてやる!」コンストラクティコンズ達は頭に血が上り再び戦おうとした。(ミックスマスター)「よせよせ!もう今回はしまいだ!」しかしなぜかミックスマスターは仲間達に退却を命じた。(スクラッパー)「ああん!正気かお前は!目の前にオプティマスがいるんだぞ!」(ミックスマスター)「冷静に考えろ俺達はさっきの爆発で強制的に合体を解除したから体中に大きなダメージをおった。今は退却して次の機会で戦えばいい。」(スクラッパー)「…ちくしょう覚えてやがれ!」リーダーのミックスマスターの妥当な状況判断に納得したコンストラクティコンズ達はオプティマスとシェーラを睨みながら町を後にした。(シェーラ)「何とか勝てたわね…」(オプティマス)「今回私が勝てたのは君のおかげだ礼を言う。」(シェーラ)「そんなことないわよオプティマス!」(オプティマス)「いやあそこで君の機転がなければ私は命を落としていた。」(シェーラ)「それよりもお母様のところに行きましょ。」(オプティマス)「そうだな。」オプティマスとシェーラはメエリーンがいる王城に向かったのであった。
ディセプティコン騎士団
デバステータ
コンストラクティコンズ達が合体することで生まれる巨体なコンバイナー。強力な力と破壊力で相手を圧倒するが獣としての本能が優勢されてしまうのが欠点である。