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一人とひとりの感激の旅  作者: オッフェ店員
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プロローグ

「足元、気をつけろよ。」


「うん...」


ただ大草原が広がるこの場所に二人の人間...いや、一人の若い青年とその妹が立っていた。

上を見上げると、それは素晴らしい青空が広がっている。日差しも暖かくゆっくり過ごすならまさにベストといえるだろう。


ーールフは今何を感じているんだ?


気づくと妹は2、3メートル後ろを歩いていた。


「悪い、ちょっと歩くの早かったな」


青年はそっと笑い、歩く速さを妹に合わせたが、妹は無表情のままただひたむきに歩き続けていた。


「日が落ちる前に宿を探そう。夜は何が起きるかわからないからな」


会話を途切れさすまいと青年が語り掛けたが、かえってくる返事はいつも一言だけ...


心地よい風が青年とその妹のおそろいのストールを揺らす。


兄が語り掛け、妹が一言返事をする。ただそれだけの会話?をしながら町のある方向へと歩を進めた。

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