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七宝伝〜今起こったこと〜  作者: nyao
三章 ~意味~
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三十五話「ある朝の平穏」





遮るもののない窓から朝日が差し込み、それは瞼の上から瞳を焼く。


「ん、・・・・・・・・ふぅ」


僅かな身動ぎの後に恭一は閉じていた双瞳をゆっくりと開いた。意識の覚醒は既に完全に近い。


日の眩しさに目を遣ると窓縁に雀らしき小鳥が二羽、羽を休めていた。親子夫婦、それとも兄妹か、共に寄り添うその姿はとても仲が良さそうに見える。

丁度よく耳に届いた微かな足音に恭一は布団を乱暴にならない程度に飛ばして、上半身を起こした。音に驚いたのか小鳥たちが逃げるように飛び立っていく。


鳥達の飛び立った後を少しだけ眺めた後に完全にベッドから身を出す。寝巻きは上下共に脱ぎ捨て、気休め程度に畳んでベッドの上に置いておいた。

次いで制服に手を伸ばしたところで、とんとん、と軽く戸を叩く音が耳に入った。いつの間にか足音も止まっている。


「お兄ちゃん、起きた?」


ドア越しに届く心地好い響きは鳥の囀りにも似たもので、見えもしないのに恭一は態々一旦手を止めるとドアへと振り返った。


「ああ」


いつもならこれで引き返していく足音が聞こえるのだが、今日は違っていた。


「・・・ほんとうに、起きてるの?」


「起きている」


確認するまでもない事を聞く。それでもまだドアの向こう側に居るだろう萌が動き出す気配は見られなかった。

第一起きていなければ返事を返すなど適わないだろうに。それに何より長年、それこそ生まれてからこの方――ある半年を除いて――ずっと同じ屋根の下で暮らしているのだ。寝起きの良し悪しや寝言の有無など今更である。


どうにもおかしいと思い、恭一は手にしていた制服を一旦ベッドへと置いた。そして、


「寝ぼけては、ないよね?」


三度目の言葉を耳にしながらドアへと歩み寄り、そのまま開け放つ。


「お兄ちゃ・・・・・・ぇ?」


向こう側に居たのは予想通り萌。というよりこれで萌じゃなかったらそれはそれで怖いものがあるが。そしてその萌は突然にドアを開けたためだろうが、驚きで満ちていた。


「見ての通り、起きている」


浮かんでいた驚きはすぐに消えたものの何故か萌の顔が一瞬で茹蛸のように真赤に染まった。ただ良くある事なので恭一は然して気にしはしない。


「ぁ、う、うんそうだね。ちゃ、ちゃんと起きている・・・・ね、お兄ちゃ、ん・・・」


言葉は出るが何処か夢心地、寝ぼけているというのなら今の萌の方が合っているように思われる。

それに、視線が何処か熱っぽい・・・というのは流石に言い過ぎか。


何はともあれ、恭一は素直に感じた事を口にした。


「萌、どうした」


言いつつも一応いつものように熱の有無を計るべく手を萌の額へと伸ばす。それを嫌うように僅かに後退してから顔を逸らされたがその程度、大した弊害になるわけでもない。そうした行動を取った萌に関しても別に邪魔するのが目的でもないだろう。

返事が無いままに額から手を離す。


「ぁ、んっ・・・」


ほんの少しだけ熱を持っていた気もするが、よくある事。十分な許容範囲内である。甘いような吐息も気になるものではない。最も、全ての理由に関して恭一が知る事は一切ないが。


寝ぼけているのかとも考えられたがそれはすぐに否定された。髪はいつも通り綺麗に結われ、皺一つない制服の上からのエプロン姿。何より、二階まで朝食の香りが届いてきているのだから寝ぼけているはずもない。

ならば他の理由は、考える間でもなく。


「萌」


もう一度、僅かに強く。


「ぇ、あ・・・・ぅ、えっと・・その、ね?」


ぽぅ、としていた萌の瞳が夢から覚めたように焦点を結び、同時にその視線が忙しなく動き出す。

余程焦る事があるのか、その訳を考える事もせずに恭一はただ言葉を紡ぐ。


「何だ」


「お、起きてたんだね、お兄ちゃん」


「ああ」


「う、うん。それなら、うん。それならいいんだよ。な、ならわたしは下で待ってるから、そその・・・ちゃんと着替えてから下りて来てね」


最後まで視線を恭一と合わせないように、息切れなく一息早口でそれだけを言って、萌はくるりとその場で反転すると脱兎の如く逃げ出した。

結局、本当に言いたかったはずの事も言わずに・・・


「萌」


気付いたら言葉を出していたというのが正しいか。

その一言にそれこそ捕らえられた兎の様に萌がその場に立ち止まる。階段に伸びていた足も同じくして引かれた。ただ、振り向きはしない。


「・・・何、お兄ちゃん?」


呼び止めはしたものの、だがそれ以上の言うべき言葉が思い浮かばなかった。恭一は僅かに自身の頭に言うべき事を問い掛けて、やはり否を得る。


「いや、何でも・・・・・ああ」


否定し掛けた途中に、一言が浮かんだ。

言うべき事はこんなにも簡単な事か、と。口にするのは酷く楽だった。


「おはよう、萌」


「ぇ?」


萌が勢いよく振り向いて、何故か再び茹蛸のように顔を赤くして一瞬でまた顔を元に戻した。


「・・・・・・」


「・・・・・・」


それきり何も言わないまま萌はずっとその場に立ち止まり続けている。それを待つこと少し、恭一がもう一度口を開きかけた所で、やっと萌が口を開いた。


「・・お兄ちゃん」


「何だ」


振り返って、やはり頬を染めてはいたが今度は顔を背ける事は無かった。

その目元、口元に僅かに溢れ出る微笑を湛えて、互いの瞳を真っ直ぐと重ね合っての一言。


「おはよう」


「ああ」


すぐさま身体が反転させられて笑顔はもう見られなくなる。だが如何してか一瞬だけ向けられたその笑顔を恭一はもっと見ていたいと感じて、それでも感じる間もなしに、


「じゃ、待ってるよ。・・・・・・・・・・・・・ありがとうね、お兄ちゃん」


萌は階段を下りていき、今度こそその姿を消した。


足音が軽く聞こえたのは気のせいではないだろう。だからといって何が如何するというわけでもないのだが、恭一は心なしか僅かに急ぐように部屋へと身を戻した。そして手早く制服を着込み、布団を上げてから部屋を出る。

廊下から、萌の後を追い階段を降る。


恭一は最後まで萌が顔を赤く染めていた理由、落ち着きのなかった意味を知らない。そして、“本当は何を聞きたかったのか”、も。




◆ ◆ ◆ ◇ ◇




一階に下りてから顔を洗う他、身嗜みを適当に整えた後に恭一が居間に着いたとき萌は丁度朝食をテーブルへと運んでいる最中だった。


手にしていた皿をテーブルの上に置いて、態々立ち止まった萌が顔を向けてくる。


「あ、お兄ちゃん。早かったね」


「そうか」


「うん」


何故か萌の時折向けてくる視線を受けつつ恭一は自らの椅子へと腰を下ろす。それから数秒しても萌が動き出す様子は見られなかったので恭一は素直にその疑問を口にした。


「どうした」


「う、ううん。何でもない、何でもないから気にしないで!!」


そう必要以上に首を大きく振り、やや早足で台所へと入っていく。

萌の背中、そして消えていった場所をしばらく眺め、御飯茶碗を二つ手に持った萌が再び戻ってきた姿を僅かに視界に収めてから恭一はいつもの通り両目を閉じた。


瞳の奥、暗闇に浮かぶのは最後に見た少しばかり恥ずかしそうな笑顔。それに重なるように耳に届く足音、衣擦れの音、食器の擦れる音。

自然と恭一は頭の中で全ての感覚を用いて瞬間の萌の姿を明確に想像、創造していく。それは取るに足らない夢幻。


椅子の軋む音、対面に萌が座った事で一切の動作が終わりを告げた。


「お兄ちゃん?」


最後の合図に瞳を開く。

丁度目の前に居た萌と視線が重なり合い、幻想のそれの表情が一致する。


「食べよ」


「ああ」


その時自分が浮かべたものにも気付かずに、恭一は手元にあった箸を手に取った。遅れて萌も箸を手に持つ。


「頂きます」


「いただきます」


いつも通りの朝。


恭一が、少し後に萌が両手を重ねて感謝の言葉を口にする。それからいつもと同じくじっと自分の仕草に注目してくる萌の視線を受けながら、恭一は料理に箸を伸ばした。

何故何があろうとも絶対に恭一に先に食べさせようとするのかは知らないが今更尋ねる事でもない。


お碗を右手に最初は米粒を一つ。それから真っ先に食べてくださいと目に付いた肉団子のようなものを一つ、その僅か端だけを箸で千切り口に含んだ。

十分に噛み締め、味わい、それから飲み込む。


ずっと受けていた視線に返して、一言。


「おいしい」


「・・・うん」


瞳に篭っていた期待と不安から不安だけがなくなる。十年弱、それでも未だにこの手の不安に萌は慣れる事がないらしい。


恭一はいつもどおりに食事を再開して、萌もようやく自分のご飯を食べ始めた。

それでも、


「うーん・・・ねえ、お兄ちゃん。ちょっとこれ、塩味が濃くないかな?」


「いや、丁度良い」


「ね、お兄ちゃん。これはちょっと甘味が足りないかな?」


「いや、もう少し甘くなくてもいい」


「むっ、これは・・・お兄ちゃん?」


などと相変わらずに一品手をつける毎に細かな味の如何を聞いてくるのだが、恭一も恭一で毎回それに律儀に答えていく。

これもやはり十年弱続けている所為か、萌の作る料理はどれも恐ろしいまでに恭一好みの味になっているのだが、残念な事に恭一に好き嫌いは無い。まあ、それでも料理の腕が上がる事に違いはない。


一通り味の質問が終わった後はどちらも黙々と料理を口に運び料理を食べていく。元より食事中に会話する習慣は二人ともにない――恭一に関しては食事云々以前の問題だが――のでただ食器の擦れる音だけが淡々と食卓を支配していた。




普段なら何事もなくそのまま朝食は終わる。だが、今日に関しては違っていた。




かたん、と物を置いたような小さな音が鳴る。


食事は確かに終盤だった。だがそれでも萌が自分の分全てを食べるより先に自らの箸を机の上へと一旦置いていた。残すのか、とも思うがそういった様子でもない。

不思議に思い恭一が少しだけ注意を向けた時、俯きがちだった萌が口を開いた。


「ね、お兄ちゃん」


先ほどまでの料理の味を確かめるようなものではない。弱々しい、恐怖と不安の入り雑じった声だった。恭一も萌同様に箸を止めて、改めて萌へと視線を向ける。



視線は俯きがち、もじもじとした動作。これは萌が言い難い事――最も恭一にとってはそれ程の内容ではない事が大半なのだが――を話そうとする時の勇気と決断を得るまでの予備動作、と少なくとも恭一はそう認識していた。概ね違いはないが、単に恥ずかしがっているだけとも言える。


何があれ、恭一がする事は決まっている。


「何だ」


一言に押されるように萌が視線を上げる。瞳の中、僅かに揺らぎがあったようだがそれでもおずおずといった感じに口を開いた。


「あの、ね。お兄ちゃん・・・」


「ああ」


「昨日の、事・・・だけどね。和ちゃんと一緒だった、よね? それでお兄ちゃんたちは何処に寄っていたの?」


口調から和佐と一緒だったという事はほぼ断定していた。これは恭一が学校帰りに遅くなるのは九割方和佐が原因である、と言う事を踏まえての問いである。


萌の胸中が如何だったのか、考えても分からないだろうがそもそも考える事もせずに、恭一はその質問に対してただ素直に口を開いた。


「水月という家だ」


「水月・・・さん?」


恭一の交友は当然の如く広くない。聞き覚えのない名だったからだろう、不思議そうに声が漏れ出た。ただ僅かに怒りのようなものが見えるのは・・・・気のせいだろう。

だからその疑問に対して補足する。


「渫槁の住処だ」


ぴたりと、萌が静止した。


数秒の後に微かに、長年見てきた恭一でも見間違いと思えるほど微かにその表情が変化を見せる。それは変化というには朧気過ぎるもので、だがそれ以上に恭一と血の繋がりを感じさせるもの。


「何、してたの?」


いつもよりも声色が低く感じたのは浮かべる表情の所為だろうか。


それは――怒りとも悲しみとも憎しみとも違う。勿論喜びでもない。


初めて・・いや、“久しぶり”に見せた萌の様子に微かな戸惑いを持ちながら、純粋な思惑、戸惑うという手に余るものの為、疑問が溢れ出る。


「どうしてそんな事を聞く」


ただ本当にそれだけだったのに、誰も気付かないほどに間が悪かった。

恭一の返事を受けた萌に変化はなかった。だからこそ恭一は見逃してはいけないものを見逃し、だからこそ決定的に違っていた。


喩えとして、人は悲しすぎると涙も出す事が出来ない、忘れるという。ただそれだけの事。


そうして数秒を置いて萌は表情を変化させた。


「・・・・・・」


無骨な、酷く下手糞な作り笑い。だがそれも長く続かない。第一、表情を変えられる程にゆとりが出来た段階で既に手遅れ。

胸の奥で何かが、解らない何かを微かに訴える。だがそれはやはり解らないもので、だから恭一は無意識にそれをなかったものとして消去した。結果として恭一は想いを無視する。


作り笑いが崩れ、その瞳が潤みを帯び出す。そして“ある意味での本音”が漏れ出した。


「だってお兄ちゃん・・・昨日帰ってきた時辛そうな顔してた。それにわたしに何も言ってくれなかった。だから、またあの時みたいにお兄ちゃんが何処かに行っちゃうような気がしたの、昨日からずっと、置いていかれるんじゃないかって思った。そんな事は無いって、でもどうしても分からなくて・・・」


「萌」


力なく、その首が横に振られる。まるで全てを諦めたものが見せるような絶望の仕草。


「でも、お兄ちゃんが何でもないって言うならきっとそう。大丈夫、だよね? ううん、大丈夫なんだ。だから、だから」


「萌」


俯いた顔に自然と手が伸びていた。そして隠れた目元を拭って、だが予想と違い指先は濡れなかった。


「お兄ちゃん」


顔を上げた。その瞳は潤んではいるが溢れ出していはいない。そして、迷いもない。


一瞬、“気圧された”。


「・・・ああ」


「“わたしはお兄ちゃんの全部を信じているよ”」


脈絡も何もない。返事でも疑問でもない言葉。

微かに浮かべた笑顔は信頼・・いや、純粋に信じる心の表れだった。ただ見るだけで判る、決定的なまでに何か大切なものが欠けた笑顔である事以外、は。


「そうか」


「うん」


ただ、恭一は何にも気づかない。その理由など至極簡単なもの。恭一も同等、もしくはそれ以上に欠けているものがあるから。分かる部分がないのだから判るはずもない。


空の笑顔が消える。その隙間を、他の別のものが埋めて隠していく。

浮かべたのは、苦笑。


「ごめんね、お兄ちゃん。何だか朝から変な事言っちゃって」


「気にしていない」


「うん」


二人は、其処に在るのは普段と変わりない姿、そのはず。だっていつもと違いがない。だからこそ何も変わりなどありはしない。


事実、確かにその通りだった。


萌は再び箸を手に取り、食事を再開する。

恭一も同様に、箸を手にする――瞬間、


「・・・・・・・・・っ」


「? どうしたの、お兄ちゃん?」


「いや、何でもない」


本当に何でもなかった。一瞬だけ覚えた違和感も今はなんともない。食欲を吐気がするまで反転させる程の胸の悼みも錯覚でしかなかったのだろう、今は何ともない。


じわりと胸中を蝕むものに恭一は気づかない。


何でもないと答えたのだがそれでも萌の心配そうな表情は頻繁に恭一を見る。普段なら気にするはずもない事なのに、恭一がどうしようかと思いを馳せて。


まさに最高の時期といえばそうだろう。来客――とは言っても恐らくはいつもの二人――を知らせる呼鈴が鳴った。




七宝殿~居間で興っている事?~



参上後は「あるサーの平坦」




萌 : ………


真衣 : いや~、ちょっと最後のほうは険悪(?)な雰囲気でしたけど…


萌 : ………


真衣 : って、萌さん? 萌さ~ん?


萌 : ……………ぁ、何、真衣さん?


真衣 : いや、“何、真衣さん”、じゃなくてですね、どうしたんですかそんなに顔真赤で


萌 : ぁ、ぇっと、これは…ちょっと……♡♡


真衣 : あ、もしかして風邪ですかね? 夏風邪(?)はしつこいですから早めが肝心ですよ?


萌 : あ、うん、そう…だね♡


真衣 : 萌さ~ん……だから、そんなに顔を真赤にしてないでくださいよ


萌 : で、でも………うぅぅ♡


真衣 : はぁ…たかが恭一さんの半裸を見ただけじゃないですか


萌 : ははは、はん、半裸って…………(ぼっ)♡♡♡♡


真衣 : わ、わ、わぁ~萌さん、萌さん、ちょっといきなり倒れないでくださ…萌さ~ん?


萌 : ………あ、ああ、ごめんなさい真衣さん、ちょっと…


真衣 : まあ、萌さんのフリーズは今に始まった事じゃありませんし、気にしませんよ?


萌 : なにか棘のある言い方みたいだけど……ま、いっか


真衣 : はい、そうですよ、萌さん、何事もおおらかに、ですよ、モテる基本です


萌 : そ、そうなの!?


真衣 : はい、わたしが言うんだから…


萌 : 言うんだから?


真衣 : まあ、二割くらいは当たっている……と思います


萌 : ……微妙、以下の数値だね


真衣 : そう、みたいですね、自分で言ってみて初めて気が付きましたよ


萌 : それって…


真衣 : まあ、この話題はこれくらいって事で、もう時間もあまりありませんし


萌 : う、うん


真衣 : で、今回の話ですがこれは…


萌 : えっと……新妻?


真衣 : ちょっと気まずい朝の会話、ですかね


萌 : な、流さないでくださ~い……は、恥ずかしい、ですから


真衣 : 全く、自分で言っておいて何言っていますかっ


萌 : うぅぅ…………(ぼっ)♡♡


真衣 : はぁ、本日二度目のクラッシュですか、まあ、起こすのも面倒なので閉めましょう


真衣 : は、では今回はこれで、ではでは、次回三十六話で遭いましょ~



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