物語を読む前に
本作品は同作者の『harem!』とは作風が異なっております。あちらの気軽に読める事に対して、こちらはちゃんとした一つの物語としてじっくり読んでいただきたいものです。『harem!』から来た方はご注意ください。
「レムと」
「…私の名前はどのようにいたしましょうか?」
「て、いきなり話の輿を折るなよ。そうだな…とりあえずクゥリでいいんじゃないか」
「ではそのように」
「じゃ、改めて行くぞ」
「はい」
「レムと」
「クゥリの」
「「物語紹介〜」」
どんどん
ぱふぱふ
「…これってどこから鳴ってるんだ?」
「ソレを考えてはいけません、旦那様」
「そ、そうか。それじゃ改めてこの物語、『七宝伝』の話の内容を説明するぞ。あ、それとおれたちの事は同作者の『harem!』で説明してるはずだからそっちの方を見てくれ」
「…宣伝ですか、せこいですね」
「いや、そのつもりはないのだが…まあ、説明に行くぞ」
「はい」
「この物語は主人公である千里恭一…まあ、キョウイチの復讐の話だな」
「厳密にいえば復讐とは異なっているのですが…そうですね、キョウイチ様の若かりし…もとい、生涯の一部を切り取ったお話でございますね」
「で、主な登場人物はヒロインである水月佐久弥、キョウイチの妹の千里萌、転校生の如姿舞、幼馴染の上柳和佐…あ、ちなみにこいつは男だな。あと最後に萌の親友らしい如姿舞の計六人だな。詳しい事は端折るが、要はこの六人が悪い奴を倒すって話だな。…最も妹辺りは非戦闘員らしいが」
「端折りましたね」
「だから最初に端折るって言っただろ?…ちなみに復讐って言っても別に暗い話にはならないからその辺は安心していいぞ」
「話が進むにつれてキョウイチ様のハーレム率も上がっていきますしね」
「何故だっ!?何であんな朴念仁がモテるんだよっ!?俺の方が断然優れてるはずなののどうして今だに俺の夢は叶ってないんだ!!」
「ひとえに人徳でございましょう」
「ぐはっ!?」
「では、旦那様もめでたくノックダウンなされたようですので、私どもはこれにて失礼させていただきます」
申し訳ない。間違えて消してしまいました。
なのでここの本文の内容が恐らく微妙に違ってます。