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アイコン三国志 人物名鑑 7(〇三〇~〇三五)

ここでは〇三〇~〇三五話のアイコン三国志の登場人物を紹介しています。



挿絵(By みてみん)

許攸(きょゆう)


袁紹の草創期からの謀臣。あの袁術にすら「貪婪で淫蕩にして不純」と言われるほどの性格で冷遇された。

官渡の戦いで曹操に寝返ると、袁紹軍の兵糧基地を焼き討ちさせ、逆転勝利に導いた。

だがその功績でさらに驕り高ぶったため、ついには曹操に殺された。


筆者曰く――

傲慢というかVIPPER。なるほどこれはむかつく。

セリフも思考も品位のかけらも見当たらない最低の人物であり、彼を幕下に置いていた袁紹はある意味で大物である。



挿絵(By みてみん)

陳琳(ちんりん)


建安七子(けんあんしちし)の一人に数えられる名文家。はじめは袁紹に仕え、官渡の戦いに際して檄文を書いた。

その中で曹操やその祖先を痛烈に侮蔑したため、のちに捕らえられると誰もが処刑されるだろうと考えたが、陳琳の文才に感銘を受けた曹操は赦し、以降は自分の発給する文書を書かせるようにした。


筆者曰く――

曹操に赦されるエピソードを見事に書き忘れた。いずれねじ込むかもしれない。

唯一アイコンがある建安七子なので、曹植との絡みをどこかに入れたいものだ。



挿絵(By みてみん)

周倉(しゅうそう)


元黄巾賊だったが、関羽に憧れ腹心となった。

泳ぎが達者で龐徳を生け捕る大金星を挙げたが、実は演義にしか登場しない架空の人物である。

しかし演義での活躍から民衆にも好まれ、関帝廟には架空の人物ながら関羽とともに祀られている。


筆者曰く――

口調がのちに登場する重要人物とかぶってしまい、すこし後悔した。

関羽の登場シーンに顔を出すチョイ役程度の扱いなのに……。

いちおう口調は「へうげもの」の伊達政宗を意識しているのだが、あまりに中途半端である。



挿絵(By みてみん) 挿絵(By みてみん)

廖化(りょうか)


蜀の将軍。演義では元黄巾賊とされ、関羽の腹心となる。

夷陵の戦いに敗れた際に呉に降るが、母を背負って蜀まで逃亡し、以降は重臣として活躍した。

80近い老齢まで現役を続けたため、同姓同名の別人の伝記が混ざっているとする説もあるが、

呉には90過ぎでも現役だった呂岱がいるので不思議ではあるまい。


筆者曰く――

はじめは特にこれといったキャラ付けは無かったが、イケメン先生が号泣しているアイコンを作ってくれたため、感動屋キャラになった。

基本的に武器は使わず、己の肉体だけで戦う。

老齢になっても熟練の拳法を駆使し、相手の攻撃を風に漂う木の葉のようにいなしていると想像すると熱い。。



挿絵(By みてみん)

裴元紹(はいげんしょう)


山賊だったが関羽に憧れて仕える。しかし手癖の悪さが抜けきらず、趙雲の馬を盗んでしまい殺された。


筆者曰く――

演義の気の毒な死に様は採用しなかったため、死にどころを失った。

それどころか「関羽千里行」では敵将を討ち取ってしまう。裴元紹史上に残る大活躍ではなかろうか。



挿絵(By みてみん)

孔秀(こうしゅう)


東嶺関の番人。通行手形がないことを理由に関羽の通過を拒否したため殺された。


筆者曰く――

シールドヒッポ。守りが鉄壁なのはいいとしてどうやって攻撃するのだろうか。

守勢のまま討ち取られたためそれは永遠の謎である。



挿絵(By みてみん)

韓福(かんふく)


洛陽の関所の番人。通行(ry


筆者曰く――

絵師も筆者も名前の「福」の字を頼りにキャラ付けしすぎている。

これがモブ武将作りの醍醐味であろう。



挿絵(By みてみん) 挿絵(By みてみん)

卞喜(べんき)


沂水関の番人。関羽を寺に宿泊させ騙し討ちにしようとしたが、僧侶に密告され殺された。


筆者曰く――

ちょっと偉くなって再々登場。バトルフォームになると甲冑が黄色くなるのは黄巾の奇蹟に違いない。

黄巾バージョンと曹操軍バージョンのアイコンがあったので、出世させる小ネタを作れて楽しかった。



挿絵(By みてみん)

王植(おうしょく)


滎陽の関所の番人。関羽を騙し討ちにしようとしたが、部下に密告され殺された。


筆者曰く――

アイコンから同じ筋肉キャラの廖化と戦わせることにした。

一騎打ちの勝敗や王植の生死など、彼らの筋肉と筋肉が育んだ熱い友情と比べれば取るに足らないことである。

ちなみに「武器なんて捨ててかかってこいよ」は傑作映画コマンドーの名言から。



挿絵(By みてみん)

秦琪(しんき)


黄河の関所の番人。関羽を迎え撃ったが殺された。


筆者曰く――

南斗水鳥拳でも使いそうなアイコンだが、登場と同時にお前はもう死んでいる。

外見はかっこいいのに、かませもいいところである。



挿絵(By みてみん)

陳到(ちんとう)


劉備の臣。正史にしか登場しないが古参の家臣で「趙雲に次ぐ」と讃えられた。


筆者曰く――

とにかくアイコンがむちゃくちゃかっこいい。

これだけかっこよければもうセリフが石川五右衛門でも、キャラが典型的なサムライでも全く問題ない。

「趙雲に次ぐ」とまではいかないが、ちょくちょく使う予定。



挿絵(By みてみん)

劉辟(りゅうへき)


黄巾賊の残党。袁紹と連動して戦ったが曹操に討たれた。

正史には死の場面が二度描かれており、どちらで死んだか定かではない。


筆者曰く――

こんな外見で語尾に「だに」がつくキャラ付けながら、張飛が惚れ込むほどの男気を見せる。

創作でなにかと優遇されがちな劉辟だが、それに倣った形で、外見と中身のギャップを狙ってみた。



挿絵(By みてみん)

劉安(りゅうあん)


劉備を慕う民。単身で放浪する劉備を家に泊め、自分の妻を殺してその肉を振る舞った。

日本人からするとただの「世界残酷物語」だが、当時の中国の価値観ではこの上ない美談とされ、話を伝え聞いた曹操も感動して劉安に褒美を与えたという。


筆者曰く――

美談ではなく単なる趣味で妻を殺してそうなアイコンだが、ひとを外見で判断してはいけないので、事実がどうなのかは伏せる。

妻を何度も失う不幸な料理人として、あちこちで顔を出したり噂が流れるので探してみよう。



挿絵(By みてみん)

龔都(きょうと)


汝南で黄巾賊を率い暴れまわったが曹操に討伐された。


筆者曰く――

「小説家になろう」版からの新キャラ。

劉辟と引き換えなにも特徴がないちょいキャラである。



挿絵(By みてみん)

満寵(まんちょう)


魏の将。厳格で融通の利かない性格だったが、何事に対しても公平だったため恨まれることは無かった。

樊城や合肥の防衛では常に的確な判断を示し、敵を退けた。合肥城が老朽化し、呉軍も水路を活用した攻略路を見出すと、近隣に合肥新城を築かせ、呉軍の侵攻をはね返した。


筆者曰く――

息の長い活躍を見せる名将が、まずは汝南の戦いで初登場。今後もあちこちの戦場に現れる。

彼に関しては目立ったキャラ付けをしないことが、正史での性格に近くなると考えた。

満寵にはいぶし銀という言葉がよく似合う。



挿絵(By みてみん)

高覧(こうらん)


袁紹の将。烏巣を奇襲攻撃された際、張郃とともに手薄になった曹操軍の本陣を攻めたが陥落できず、

烏巣が落ちると張郃とともに降伏した。

正史ではそのまま姿を消すが、演義ではその後間もなく趙雲に討たれている。


筆者曰く――

なにかと派手な張郃とは対照的な相棒。

演義でのもののついでのような殺され方はあんまりなので不採用としたが、結局もののついでで殺されることになった。すまん高覧。



挿絵(By みてみん) 挿絵(By みてみん)

張郃(ちょうこう)


はじめは袁紹に仕えたが、官渡の戦いを境に曹操に降った。

以降は曹操軍の先鋒として各地の戦に駆り出され、常に最前線を任された。

だが司令官である司馬懿には目の上のたんこぶのように思われていたのか、無理な追撃を命じられ、蜀軍の反撃を受けて戦死した。


筆者曰く――

ヒーローな外見に合わせ、スパロボシリーズでのロム兄さんのキャラを流用した。

「待てい!」からシルエットで登場し、よく意味のわからない説教を浴びせ、「名乗る名はない」と言っておきながら、たったいま考えたような自分の名前入りの技を放つあたりもそのままである。

基本的に体術で戦うが、手強い相手には剣も用いる。

なお絶体絶命のピンチに都合良く現れたりするのは、彼の愛刀「剣狼」の導きによるものである。



挿絵(By みてみん)

袁尚(えんしょう)


袁紹の末子。武勇と容姿に優れたため父に愛され、後継者にと目された。

しかし優柔不断な袁紹は後継者を決めないまま没し、袁尚と兄の袁譚は激しい家督争いをくり広げた。

曹操の助力を得た袁譚に敗れ、烏丸族を頼ったが追撃を受け、公孫康のもとに逃げ込むも、そこで処刑された。


筆者曰く――

生意気なおぼっちゃまだが、曹洪と互角に戦うなど腕はそれなりに立つ。

もっともその武勇もパパの後ろ盾があってこそのもので、甘やかされて育った彼一人では何もできやしない。

ちなみに袁家流奥義(金をばらまいて気を取られた相手を斬る)は、曹洪にこうかはばつぐんである。



挿絵(By みてみん)

李典(りてん)


曹操の将。官渡の戦いでは水路を利して滞りなく兵糧輸送を行った。

戦後は率先して一族を袁氏の土地に住まわせ治安の安定に務めたため曹操に絶賛された。

のちに合肥の戦いで張遼、楽進らとともに孫権の大軍を退ける金星を挙げるも、36歳の若さで没した。


筆者曰く――

本作では主に投石車の運用を担当する。「です、はい」という口調はいちおう理系の学者をイメージしている。

正史での李典、張遼、楽進ら合肥防衛隊は仲が悪かったというが、本作での三人のキャラを見れば納得である。



挿絵(By みてみん)

劉曄(りゅうよう)


曹操の参謀。劉備を筆頭に雲霞のごとく数多いる自称皇族とは違い、れっきとした皇族の末裔。

少年ながら父の遺言に従い佞臣を斬り捨てたりと、袁紹ら一般的な名族のイメージとは程遠い。


筆者曰く――

生まれながらに備わった気品と自信から、泰然自若として物に動じず、常に冷静で公平な目を持ち、曹操にも平気でタメ口を使う。

蒼天航路のキャラにだいぶ近いが、正史の通りに劉曄を描くとこうなるのは必然だろう。

正史では揚州の陳蘭らとの戦いから登場したが、本作では演義にならい官渡の戦いで投石車を指揮してもらった。



挿絵(By みてみん)

辛毗(しんぴ)


曹操の参謀。袁紹の死後、家族を審配に殺されたため曹操に降った。

五丈原の戦いの際に、司馬懿は持久戦を選んだが、部下は納得せず勝手に軍を動かそうとした。

そこに辛毗が調停役として呼ばれると、老臣である彼の意見には逆らえず、部下も司馬懿に従うようになった。


筆者曰く――

曹操の軍師集団に割って入れるほどではないが、要所要所に顔を出し、場を引き締める役割となる。

初登場から30年以上活躍するのにアイコンがすでに老境に差し掛かっていることを気にしてはいけない。



挿絵(By みてみん)

淳于瓊(じゅんうけい)


袁紹の古参の重臣。烏巣の守備を任されたが、曹操の奇襲を受けて兵糧を焼き払われた。

捕らえられると敗戦の言い訳をしなかったため曹操に気に入られたが、戦いで鼻を失っていたため許攸に「彼は鏡を見るたびに恨みを思い出すだろう」と助言され、処刑された。

創作では見世物にされたり、曹操に視界にすら入れられないまま迎撃されたりと便利に扱われがち。


筆者曰く――

絵師が燃える闘魂にしてくれたためキャラ付けになんの苦労もいらなかった。

彼のセリフは猪木の声に脳内変換して読んでいただきたい。



挿絵(By みてみん)

韓莒子(かんきょし)


烏巣の防衛部隊の将。曹操軍の奇襲で斬られた。


筆者曰く――

あっさり殺される特戦隊でも屈指のモブ。



挿絵(By みてみん)

眭元進(すいげんしん)


烏巣の防衛部隊の将。曹操軍の奇襲で斬られた。


筆者曰く――

李典の登場ついでに殺される特戦隊でも有数のモブ。



挿絵(By みてみん)

趙叡(ちょうえい)


烏巣の防衛部隊の将。曹操軍の奇襲で斬られた。


筆者曰く――

絵師がおねえキャラにしてくれたので楽に描けた。

それにしてもジョジョのヴァニラ・アイスが元ネタだとは言われるまで気づかなんだ。

攻撃の時の掛け声が「ガオン!」なのは無論そこから採っている。



挿絵(By みてみん)

呂威曠(りょいこう)


烏巣の防衛部隊の将。曹操軍の奇襲で斬られた。


筆者曰く――

見せ場も何もなくあっさり殺される特戦隊でも稀有のモブ。

せっかくのおばちゃんな外見を全く活かせなかった。



挿絵(By みてみん)

楽進(がくしん)


曹操の将。武勇に優れ軍の先頭には常に彼の姿があった。

呉軍との戦いで傷を負い、それがもとで没するまで、勇猛果敢に突撃を仕掛け続けた。


筆者曰く――

アイコンが二種類あり、どちらにするか迷ったが、キャラ付けしやすい少年バージョンを採用した。

ガキ大将がそのまま大人になったような性格で、難しいことは考えずにとりあえず斬り込む。

しかし武骨で融通の利かない徐晃が楽に戦えるように配慮したりと、面倒見の良い所もある、永遠のガキ大将である。

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