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アイコン三国志 人物名鑑 25(外伝 董卓の章)

ここではアイコン三国志外伝 董卓の章の登場人物を紹介しています。



挿絵(By みてみん) 何皇后かこうごう


霊帝の妻。宦官と結託して兄で大将軍の何進を殺した。

宦官は袁紹らによって報復の皆殺しにされたが、皇后の彼女にはお咎めなし。

しかし都を制圧した董卓に息子の少帝しょうていを廃され、ついには命まで奪われた。


筆者曰く――


彼女が曹操と袁紹が若い頃に誘拐した花嫁である、という裏設定はもともと存在したが、外伝にて公式設定となった。

曹操らの年齢から見ると少しトウが立っているが、霊帝はきっと熟女好きだったのだろう。

本作では少帝がおらず、宦官も董卓が一掃するため早い退場となった。



挿絵(By みてみん) 趙忠ちょうちゅう


十常侍の上位メンバー。霊帝に「我が母」とまで言われたが、何進の暗殺に関与したため、袁紹によって報復の皆殺しにされた。


筆者曰く――


母だけはあり母ちゃん口調の宦官。オネエ口調ではなくあくまで母ちゃんであり、やばいことになると「こうなると思ってた」と怒るのもカチャーンである。



挿絵(By みてみん) 段珪だんけい


十常侍の上位メンバー。何進を暗殺する実行部隊を率いたが、袁紹に(ry


筆者曰く――


宦官の中では武闘派のため、口調も普通の男口調である。張譲、蹇碩けんせき黄皓こうこう岑昏しんこんと何人も登場している宦官の中では唯一、彼となら日常会話ができそうな気がする。



挿絵(By みてみん) 李粛りしゅく


董卓の配下。呂布と同郷で引き抜きに関与した。董卓の暗殺に際しては呂布に協力したが、その後、残党と戦い惨敗したため激怒した呂布に斬られた。


筆者曰く――


呂布の旧友で、おいしい場面に色々と顔を出す。典型的なヒャッハーなので能力は作中でも最下層である。



挿絵(By みてみん) 胡封こほう


李傕りかくの甥。怪力の持ち主で、樊稠はんちゅうを絞殺した。


筆者曰く――


絞殺魔。目につく生きとし生ける物をキュッとしたい衝動にいつも駆られているサイコ野郎である。

特に何も活躍しなくてもいるだけで目立つ良いキャラである。



挿絵(By みてみん) 王子法おうしほう


孔融の配下。無能で大言壮語ばかり口にしたが重用された。


筆者曰く――


彼を重用することで重用する側の無能も保証される、そんな存在。どのくらい無能かと言うと、出番が外伝どころか異聞に限られるあたりからもお察しいただきたい。



挿絵(By みてみん) 呂布りょふ


三国志最強の男。


筆者曰く――


呂布は三人の絵師がそれぞれ俺の呂布を描いてくれたのだが、本編では極絵師の呂布を採用し、トリッキーな形でイケメン絵師の呂布も出せたものの、かまいたち絵師の呂布は宙に浮いていた。

実は最も出しづらいアイコンの一つだったが、呂布の一エピソードとして考案中に、叙述トリック的にこの呂布を使えることに気づいた。

「異聞」と銘打ち彼が登場したこの一編は、簡単に言えばパラレルワールドで、二周目の世界や史実の世界とでも捉えて欲しい。

本編では武安国は刺殺されているし、呂布と戦ったのは劉備ではなく趙雲だったが、細かい齟齬に気づいてもらえれば幸いである。



挿絵(By みてみん) 王方おうほう


董卓の配下。董卓の死後に残党が長安を攻めるとそれに呼応した。だけ。

演義では馬超と一騎打ちして殺されており、史実より目立っている。


筆者曰く――


余っていたので郭汜の配下にしてみた。本編では李傕、郭汜の配下が誰もいないため、彼らの争いを描けなかったのだが、今ではすっかりメンツが揃い、こんな地味な戦いも描けるようになったのだと感慨深い。



挿絵(By みてみん) 趙岑ちょうしん


董卓の配下。演義オリジナルキャラ。董卓軍が敗走すると守っていた汜水関から逃げ出した。


筆者曰く――


どう考えても演義ですら必要ないキャラ。当然のごとく余っていたのでやはり郭汜の配下にしてみた。

モブ中のモブなので特にキャラ付けもしていないし、する必要もあるまい。



挿絵(By みてみん) 李蒙りもう


董卓の配下。李傕と敵対し樊稠とともに殺された。


筆者曰く――


顔から単純に殿馬口調とした。本編では董卓が樊稠を処刑したため生き長らえているが、一度定まった運命の流れを覆すのは容易ではなく、賈詡の策謀により胡封にキュッとされる未来が透けて見える。果たして退場するまでになんらかの秘打を披露できるのか、そもそも再登場の機会はあるのか、注目である。

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