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アイコン三国志 人物名鑑 2(〇〇五~〇〇七)

ここでは〇〇五~〇〇七話のアイコン三国志の登場人物を紹介しています。



挿絵(By みてみん)

張譲(ちょうじょう)


宦官の実力者。何進を暗殺したが、その報復として袁紹らに皆殺しにされた。


筆者曰く――

しゃべり方といい完全に妖怪。

皇帝殺しに大将軍殺しとなにげに歴史上屈指の大悪人になってしまった。



挿絵(By みてみん)

霊帝(れいてい)


後漢の皇帝。政治をないがしろにして商人の真似事で遊び、おおいに権力を傾けた。


筆者曰く――

非常にピュアで、平易な言葉をあやつり、物事に動じない心優しき皇帝陛下。



挿絵(By みてみん)

王允(おういん)


後漢の大臣。董卓を暗殺したが、その後は権力の魔力にとりつかれた。董卓の残党に殺される。


筆者曰く――

「正史」では名臣ながら、董卓暗殺後に人が変わったようになってしまった。

その理由付けとして、貂蝉が殺されたことを恨んでの行為だった、ということにしてみた。



挿絵(By みてみん)

張曼成(ちょうまんせい)


黄巾賊の幹部。超マンセーの名で親しまれる。


筆者曰く――

皇帝と大将軍を殺してしまうなんて張マンセー史上に残る大抜擢であろう。

決して黄巾の乱で出しそこねたから、思い出したように採用したのではない。

張譲の刺客として適当な人材がいないから、やむなく採用したというわけではないのだ。信じろ。


絵師曰く――

黄巾賊にも怪力化け物みたいなのがほしかった。

黄巾を体にぐるぐるまきにして不気味さが出たのは成功。



挿絵(By みてみん)

献帝(けんてい)


後漢最後の皇帝。聡明だったが時の流れには逆らえず曹丕に帝位を譲った。


筆者曰く――

ところどころに幼さをのぞかせる、不遇の皇帝。

しかし年齢以上に聡明であり、勇気と知恵を備えた名君になりえた人物である。

三国志は彼の成長譚でもあるが、アイコン三国志ではたぶん脇役どまり。



挿絵(By みてみん)

士孫瑞(しそんずい)

後漢の大臣。董卓残党の追撃から献帝を守り戦死した。


筆者曰く――

実際以上にいい役どころになった。なんといっても士孫瑞は名前がかっこいいではないか。



挿絵(By みてみん)

李傕(りかく)

董卓の重臣。その死後には残党を率いて独裁を布いたが、曹操に討たれた。


筆者曰く――


邪教を崇拝している設定は入れられなかった。

全く接点がないけどその邪教が笮融だったりしたら楽しかったのだが。



挿絵(By みてみん)

李儒(りじゅ)


董卓の軍師。だが史実では一官吏に過ぎない。董卓暗殺に巻き込まれて殺される。


筆者曰く――

エビルプリースト。わりと活躍したが死に方がぞんざいすぎた。



挿絵(By みてみん)

郭汜(かくし)


董卓の重臣。その死後には李傕とともに独裁を布いたが、曹操に討たれた。


筆者曰く――

李傕のおまけみたいな扱いどまりに。

しかも李傕とは争わず、最後まで仲良しこよしで通すことに。

仲間割れさせようにも、部下がいないので対戦が描きにくい、という理由があった。



挿絵(By みてみん)

張済(ちょうせい)


董卓の重臣。董卓が死ぬと衰退する残党からは距離を置いたが、間もなく不慮の戦死を遂げた。


筆者曰く――

「小説家になろう」版からの新キャラ。はじめは彼のアイコンが無かったため張繍が代役を務めていた。

張繍のセリフをそのまま流用するだけでよく非常に出しやすいキャラだった。



挿絵(By みてみん)

華雄(かゆう)


董卓の将。孫堅と戦い討たれた。演義では孫堅を破り大暴れしたが関羽に斬られた。


筆者曰く――

「正史」に準じて扱いはただのモブ武将に格下げした。

なんなら部下の胡軫(こしん)のほうがインパクトあったくらいである。ごめんよ華雄。



挿絵(By みてみん)

区星(おうせい)


長沙で反乱を起こした大盗賊。孫堅に討たれた。


筆者曰く――

チョイ役。孫堅がその気になれば10秒で殺せるが、暇つぶしのためにダラダラ戦わされていたある意味で不幸な人。



挿絵(By みてみん)

程普(ていふ)


孫家の老臣。生涯を通じ孫家を支え続けた。


筆者曰く――

セバスチャン。従順な執事。孫家は豪族の連合軍のため、多種多彩なイロモノばかりそろっている。

そのため性格はもちろん、孫堅に対する呼び名も各人ごとに異なっているのだ。

というか呉の人物はどいつもこいつも調べれば調べるほどイロモノばかりで、それが呉の魅力である。



挿絵(By みてみん)

劉岱(りゅうたい)


後漢末の諸侯。弟とともに龍になぞらえられた俊才だったが、青州黄巾軍と戦い敗死した。


筆者曰く――

いちおう名家の出で俊才だったようだが、単なる粗暴な男になった。

名士を嫌っていたが、地位を得ると自分が名士のようになっていた――という流れを描くには登場シーンが少なすぎた。



挿絵(By みてみん)

公孫瓚(こうそんさん)


白馬将軍の異名をとった猛将。袁紹に敗れ斬られる。劉備とともに盧植に学んだ。


筆者曰く――

最初は武骨な将軍だったが、袁紹との戦いが不利になるに従い、徐々に手段を選ばない陰険な性格に落ちていく。

戦うシーンは全くないが、実際に戦えばかなり強い設定ではある。



挿絵(By みてみん)

孔融(こうゆう)


孔子の末裔で大文学者。傲慢な性格で毒舌が過ぎて曹操に処刑された。


筆者曰く――

自分に都合の良い格言を偉そうに口にするキャラ。嫌味な感じは出せたのではないだろうか。

いちおう断っておくが孔子はそんなこと言ってない。



挿絵(By みてみん)

王匡(おうきょう)


後漢末の諸侯。董卓と戦うも、勢力争いに巻き込まれ暗殺された。


筆者曰く――

「正史」での武侠派なイメージを採用した。

董卓追討軍でも他の諸侯がやる気のない中、彼は曹操と共闘して全滅しかけるほど果敢に戦っている。

(袁紹の命を受けた?)曹操によって暗殺されているが、今作での曹操は袁紹の幕下にいないため、

最後まで曹操の盟友として散ってもらった。なお頭骨をえぐられる最期は絵師からのアイデアである。



挿絵(By みてみん)

張邈(ちょうばく)


後漢末の諸侯。曹操とは「自分に何かあったら家族を頼む」と約束し合った親友だったが、呂布にそそのかされ曹操を裏切った。

しかし荀彧らの抗戦でつまずき、あっさりと返り討ちにあった。


筆者曰く――

当初は彼のアイコンが無いため弟の張超に彼の役どころを割り振ったのだが、後からアイコンができてしまった。

そのため強引にねじ込んだので、いてもいなくてもいいキャラに仕上がった。

これぞアイコン三国志の醍醐味である。



挿絵(By みてみん)

張超(ちょうちょう)


後漢末の諸侯。呂布とともに曹操と戦い、敗死した。


筆者曰く――

(当初は)兄の張邈のアイコンが無いため、張邈の役どころを代わってもらった。

基本的に無能なボンボンである。



挿絵(By みてみん)

陶謙(とうけん)


後漢末の諸侯。部下が曹操の父を殺してしまい、報復を受けた。死の間際、劉備に地位を譲る。


筆者曰く――

彼ほど「演義」と「正史」のイメージが真逆な人物はいない。

「正史」では盗賊と結託し、董卓も支持していたようだが、いちおう今作は「演義」ベースのため、そこまでの悪人にはせず、腹黒な一面がありそうな曲者どまりにしておいた。



挿絵(By みてみん)

鮑信(ほうしん)


後漢末の諸侯。盟友の曹操をかばい戦死した。


筆者曰く――

「正史」では曹操の才能をいち早く見抜き、曹操をかばって戦死しており、彼なくしては曹操の飛躍はありえなかった。

彼の意志は腹心だった于禁に継がれることとなる。

「天下に鮑信は必要ないが曹操は必要だ」というセリフは「演義」での曹洪のセリフを流用した。



挿絵(By みてみん)

袁遺(えんい)


後漢末の諸侯。袁紹の一族。学問を好んだ。


筆者曰く――

奇人ぞろいの袁家の中ではいたって常識人。史実では学問を好んだことを曹操に回顧されているため、

最期のセリフに組み込んだ。いたって地味である。



挿絵(By みてみん)

張楊(ちょうよう)


後漢末の諸侯。忠誠心に厚かったが部下に裏切られ殺された。


筆者曰く――

平井堅似にデザインしてくれたので、セリフの中に平井堅の歌詞が入るようにした。

登場回数が少ないから大丈夫だろうと高をくくっていたが、やはり一部はどう歌詞を絡めるか悩んだ。

「正史」のおひとよしな忠臣ぶりも多少は書けたと思う。



挿絵(By みてみん)

橋瑁(きょうぼう)


後漢末の諸侯。董卓追討軍を結成するため檄文を各地に放った。

しかし追討軍は満足に機能せず、挙句の果てに仲間割れを起こして彼もまた味方に殺された。


筆者曰く――

こちらも後から追加された董卓追討軍の諸侯。

史実通りに董卓追討の檄文は彼が発したことにしたが、あってもなくてもいいような設定になった。



挿絵(By みてみん)

韓馥(かんふく)


後漢末の諸侯。袁紹に地位を奪われ、疑心暗鬼の末に自殺した。


筆者曰く――

三国一の臆病者。チキンの小者っぷりを強調した。

「正史」での便所にこもって自殺という切ない最期は、入れどころがわからなかったのでカットした。



挿絵(By みてみん)

孔伷(こうちゅう)


後漢末の諸侯。「枯れ木に花を咲かせる」とうたわれたほどの清談の名手。

董卓追討軍に加わるが、目立った活躍のないまま解散し、いつの間にか死んだ。


筆者曰く――

またまた後から追加された董卓追討軍の諸侯。

諸侯の中でも最も地味な部類で、ほぼ何もしていないに等しいので、本作でもほぼ何もしていない。

史実ではいつの間にか亡くなっており、本作でもそれを踏襲しいつの間にか死んでいる。というか追討軍の解散後は一切登場しない。



挿絵(By みてみん)

袁術(えんじゅつ)


袁紹の従弟(兄弟?)。皇帝を僭称し、支持を失って自滅した。


筆者曰く――

もう顔からして一人称が「ミー」で「ザンス」口調しかありえないではないか。

すごく馬鹿っぽいが袁紹の1.5倍は頭が良いので要注意。(袁紹と比べたら、だが)

もう少しまともな人材が集まっていれば、袁紹との立場は逆転したかもしれない。



挿絵(By みてみん)

呂伯奢(りょはくしゃ)


曹操の友人。董卓から逃げるところをかばうも、疑心暗鬼の曹操に殺された。

董卓に引き渡されそうになったため殺したとも言われる。


筆者曰く――

曹操の呂伯奢殺しをどう料理するかは、三国志の創作をするに当たって作者の腕の見せ所である。

董卓の協力者だったという無難な線で落としてみた。

どうでもいいが断末魔はマンモスマンにやられた時のウォーズマンである。



挿絵(By みてみん)

韓当(かんとう)


孫家の重臣。古参だが身分は高くなく、生涯にわたり最前線で戦った。


筆者曰く――

絵師への注文が「モリ一本でサメを殺す海の男」だったので、それらしく孫堅らを「艦長」と呼ばせてみた。

韓当につられて孫堅らも「面舵いっぱい!」とか叫ぶキャラとなった。

要所要所で活躍させたいが、韓当自身は身分が低く、終生にわたって最前線で一兵士のように戦い続けた男なので、難しそうである。



挿絵(By みてみん)

胡軫(こしん)


董卓配下のネタ将軍。「演義」では程普に瞬殺され「正史」では仲の悪い呂布にあやつられて敗走。

最期は無実の罪で殺した相手の霊に祟られ、悶死した。


筆者曰く――

絵師への発注が「北斗の拳のザコ」だったので、いたって正しいフェードイン&アウトだったと思う。



挿絵(By みてみん)

樊稠(はんちゅう)


董卓の重臣。実力者だったため、董卓の死後、李傕に暗殺された。


筆者曰く――

人格破綻者ぞろいの董卓軍の中では、比較的、良識にあふれていた人物で、親分肌でもあった。

彼の人望を恐れた李傕に殺されたほどであり、彼が生きていれば、董卓没後の残党はあんなに乱れなかったのではないか。

そういった「正史」での事績をふまえたキャラにしたところ、記憶よりも小者丸出しの顔をしていたので正直困った。

だが作中で賈詡が言及するように、顔に似合わず気が利く良将としてギャップを出せた面もあるのでは。



挿絵(By みてみん)

徐栄(じょえい)


董卓の猛将。曹操と孫堅を相次いで破った。


筆者曰く――

「正史」では曹操と孫堅を倒したおそらく唯一の男。

その活躍が描かれることはほとんどなかったが、アイコン三国志ではついに曹操と孫堅に勝利する場面が描かれた!

その直後に死んだけど。



挿絵(By みてみん)

祖茂(そも)


孫堅の配下。孫堅をかばって戦死した。


筆者曰く――

徐栄の活躍を描きたいため、彼を討ち取る役は華雄から変更した。

役どころは同じであるが、死に際の孫堅に対する評はよかったと思う。



挿絵(By みてみん)

董旻(とうびん)


董卓の弟。


筆者曰く――

ミニ董卓。弟というか、なぜか戦況の報告係になった。

キャラが薄すぎて便利に使った結果である。

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